文献

J-GLOBAL ID：202002290131320400   整理番号：20A0539516

種々のエコトープからの硫酸還元細菌のATPスルフリラーゼ活性【JST・京大機械翻訳】

ATP sulfurylase activity of sulfate-reducing bacteria from various ecotopes

著者 (4件)： Abdulina Daryna (D. K. Zabolotny Institute of Microbiology and Virology of the National Academy of Sciences of Ukraine, Kyiv, Ukraine) ,  Kovac Jozef (Department of Experimental Biology, Faculty of Science, Masaryk University, Brno, Czech Republic) ,  Iutynska Galyna (D. K. Zabolotny Institute of Microbiology and Virology of the National Academy of Sciences of Ukraine, Kyiv, Ukraine) ,  Kushkevych Ivan (Department of Experimental Biology, Faculty of Science, Masaryk University, Brno, Czech Republic)
資料名： 3 Biotech  (3 Biotech)
巻： 10  号： 2  ページ： 55  発行年： 2020年 
JST資料番号： W3974A  ISSN： 2190-5738  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 硫酸塩還元細菌(SRB)は,それらの成長と酵素的特徴が比較されていないにもかかわらず,様々な生態系に広く存在する。本研究において,土壌,腐食生成物及びヒト大腸のような種々のエコトープから分離した硫酸塩還元細菌の無細胞抽出物におけるATPスルフリラーゼの酵素的パラメータを測定した。酵素特性と成長パラメータの比較分析を行い,類似の研究はまだ報告されていない。ATPスルフリラーゼにより触媒された酵素反応の初期及び最大速度は,種々の環境エコトープから分離された細菌株において有意に異なった(p<0.05)。硫酸塩還元細菌におけるこの酵素の特異的活性は,それぞれ0.98~1.56及び0.98~2.26U×mg(-1)蛋白質の腐食性及び腸性株に対して測定された。Michaelis定数は,腐食に対して1.55~2.29mM,腸株に対して2.93~3.13mMであり,親和性範囲が示された。クラスタ分析に基づいて,異なるエコトープからの硫酸塩還元細菌の生理学的および生化学的特性のパラメータを,それらの分離(土壌,加熱システムおよびヒト腸)の位置に対応する3つのクラスタに分割した。異化硫酸塩還元の過程における硫酸塩消費の初期段階の酵素的パラメータの理解は,硫化水素を含む毒性代謝産物の生産を制御するための効果的な方法の開発を可能にするであろう。Copyright King Abdulaziz City for Science and Technology 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 硫酸塩 ,  酵素 ,  異化 ,  大腸 ,  タンパク質 ,  クラスタ ,  代謝産物 ,  硫酸還元菌 ,  親和性 ,  生態系 ,  硫化水素 ,  ヒト ,  Michaelis定数 ,  *細菌 ,  触媒

著者キーワード (4件)： 硫酸還元細菌 ,  ATPスルフリラーゼ ,  無細胞抽出物 ,  エコトープ

分類 (2件)： 代謝と栄養  (EG03054K) ,  酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (4件)： 硫酸 ,  還元細菌 ,  ATPスルフリラーゼ ,  活性