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J-GLOBAL ID:202002290175476885   整理番号:20A0485974

ニジマス(Oncorhynchus mykiss)肝臓におけるヤマノイモ(Dioscorea oppositifolia L.)抽出物に対するトランスクリプトーム応答【JST・京大機械翻訳】

Transcriptomic responses to yam (Dioscorea oppositifolia L.) extract dietary supplementation in rainbow trout (Oncorhynchus mykiss) liver
著者 (5件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 932-945  発行年: 2020年 
JST資料番号: A1286A  ISSN: 1355-557X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ニジマス(Oncorhynchus mykiss)の感染症はニジマス養殖業で見られている。ヤム(Dioscorea oppifolia L.)は,抗疾患に対する機能的影響を有し,免疫を強化する。ヤムに応答してニジマスで起こる分子機構を理解することは,疾病関連罹患率と死亡率を減少させるのに有用である。本研究において,ヤム抽出物(0,0.2%及び0.4%)を含むニジマス給餌飼料における肝臓のトランスクリプトーム解析を行い,ヤムエキス誘導遺伝子及び経路を同定した。45100万以上のクリーンリードが9つの肝臓ライブラリーから得られた。2つの比較を,yam抽出物群と対照群の間で別々に実行した。閾値として|log_2倍変化|>1およびp値<0.05を用いて,合計2,693の差別的に発現した単一遺伝子(DEG)を同定し,1599の上方制御および1094の下方制御された単一遺伝子を含んだ。RNA-Seq結果をRT-qPCRにより検証した。DEGは,GOアノテーションおよび機能的濃縮分析により,生物学的プロセス(23サブクラス),細胞成分(16サブクラス)および分子機能(16サブクラス)の3つのカテゴリーに分類された。KEGGアノテーションおよびDEGの分類は内分泌系,免疫系,脂質代謝,炭水化物代謝およびシグナル伝達経路が多数のDEGを含むことを示した。加えて,2つの比較における526の重複DEGを,KEGG分析における174の経路に注釈付けし,7つのトップに濃縮された経路項は,ケモカインシグナル伝達経路,血小板活性化,プロゲステロン媒介卵母細胞成熟,インシュリンシグナル伝達経路,FoxOシグナル伝達経路,cGMP-PKGシグナル伝達経路およびスフィンゴ脂質シグナル伝達経路を含んだ。これらの知見は,ニジマスを給餌したニジマスの耐病性メカニズムの更なる分析に対する価値ある情報を提供する。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
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遺伝子発現 

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