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J-GLOBAL ID：202002290266719020   整理番号：20A1009384

温帯樹木実生における同期および非同期根およびシュートのフェノロジー【JST・京大機械翻訳】

Synchronous and asynchronous root and shoot phenology in temperate woody seedlings

著者 (5件)： Makoto Kobayashi (Teshio Experimental Forest, Hokkaido Univ., Horonobe, 098-2943, Hokkaido, Japan) ,  Wilson Scott D. (Dept of Biology, Univ. of Regina, Regina, SK, Canada) ,  Sato Takao (Forestry Research Inst., HRO, Bibai, Hokkaido, Japan) ,  Blume-Werry Gesche (Inst. of Botany and Landscape Ecology, Greifswald Univ., Greifswald, Germany) ,  Cornelissen Johannes H. C. (Dept of Ecological Science, Faculty of Science, Vrije Univ., Amsterdam, The Netherlands)
資料名： Oikos  (Oikos)
巻： 129  号： 5  ページ： 643-650  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0598A  ISSN： 0030-1299  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 種間の根およびシュート成長生物季節学の変化の理解は,時間的ニッチ分化の基礎となる機構を理解するために重要である。しかし,根とシュート生物季節学の間の関係,またはこの関係が機能形質間でどのように変化するかについてはほとんど知られていない。著者らは,北部日本の寒冷温帯林に生息する種々の樹木種を代表する42の実生の細根とシュート生物学を調べた。生物季節学のいくつかの側面は調べた種のプールに共通しており,成長の終わりには根とシュートの生物季節学の間に正の関係があり,成長の期間には成長の開始ではないことを見出した。さらに,根の成長を始めた実生は,比較的早期に根の成長を終了させた。生物季節学の他の側面は,機能的形質,すなわち,葉の習性と遷移状態によって予測的に変化した。最初に,常緑種における根の成長は,落葉種におけるよりも著しく早く始まり,最後に終わった。2番目に,初期の遷移種は,すべての遷移型の間で,シュート成長の最も長い期間を持っていた。著者らの結果は,ニッチ分化が根とシュートの間の生物季節学の差異によって促進される可能性があることを示唆し,温帯林における木本実生の共存に寄与している可能性がある。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 分化 ,  遷移状態 ,  *温帯 ,  落葉 ,  *実生
準シソーラス用語： 習性 ,  細根 ,  *フェノロジー ,  温帯林 ,  シュート成長 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 地上-地下結合 ,  機能的形質 ,  葉の習慣 ,  種共存 ,  継承 ,  時間的ニッチ分化

分類 (3件)： 個体群生態学  (EE03030S) ,  植物生態学  (EE02000E) ,  個生態学  (EE03020H)

タイトルに関連する用語 (7件)： 温帯 ,  樹木 ,  実生 ,  非同期 ,  根 ,  シュート ,  フェノロジー