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J-GLOBAL ID：202002290391775134   整理番号：20A2211960

シミュレーションひずみ法による熱処理変形と残留応力の解明

Explanation of Distortion and Residual Stresses Due to Heat Treatment Using Simulated Strains-Based Approach

著者 (1件)： 有本享三 (アリモテック)
資料名： 山陽特殊製鋼技報  (Sanyo Technical Report)
巻： 27  号： 1  ページ： 12-23  発行年： 2020年09月29日 
JST資料番号： L2166A  ISSN： 1340-6825  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 熱処理による鋼部品のひずみと残留応力は,組立製品の性能と寿命に直接影響する。試行錯誤法は,多くの時間とコストを必要とする問題を解決するために伝統的に使用されてきた。1970年代には,プロセス中のさまざまな量,温度,金属相の体積率,応力,ひずみなどを予測するための理論的研究に基づいて,熱処理シミュレーションが実現した。2000年代に入ると,シミュレーションの結果,特にさまざまな種類のひずみに基づいてひずみと残留応力の原因を説明する,著者によってシミュレーションひずみ法と名付けられたアプローチが確立された。ここでは,いくつかの単純な形状部品へのアプローチの適用について説明し,この主題に関連する基礎研究を検討した後,ひずみと残留応力の原因を説明する方法を明らかにした。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 歪 ,  *熱処理 ,  *残留応力 ,  数値解析 ,  計算機シミュレーション ,  クロム ,  合金鋼 ,  応力分布 ,  焼入 ,  変形
準シソーラス用語： *シミュレーションひずみ法 ,  曲がり ,  残留応力分布 ,  熱処理シミュレーション ,  熱処理変形

分類 (1件)： 熱処理技術  (WC03020T)

引用文献 (57件)：

• 有本 享三 : 熱処理, 51 (2011) 4, 212.
• 有本 享三 : 熱処理, 51 (2011) 5, 265.
• K. Arimoto: ”Thermally-Processed Steels: Residual Stresses and Distortion”, In Encyclopedia of Iron, Steel, and Their Alloys, Taylor and Francis, New York, Published online: 13 Apr (2016), 3605.
• 有本 享三 : 熱処理, 56 (2016) 3, 106.
• 有本 享三 : ”鉄の技術と歴史” 研究フォーラム, 第22回公開研究発表会 論文集, 東京工業大学, 2017年7月22日, 61.

タイトルに関連する用語 (4件)： シミュレーション ,  ひずみ ,  熱処理変形 ,  残留応力