抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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イネ複合形質の量的形質遺伝子座(QTL)を解き、単一断片代換系を用いてQTL鑑定を行う上で、水稲株高QTLと主茎高と穂長QTL、主茎高と逆節間長、逆二節間長、逆三節間長と倒四及び以下の節間長QTLを分析した。穀粒長と穀粒幅のQTL,穂当たりの粒数当たりのQTLと一次枝数と二次枝柄数QTLとの関係を調べた。結果は以下を示した。草高QTLの6つの単一断片置換系統のうち、4つが主茎高QTLのみを検出し、その加性効果百分率は86.00%99.55%であり、1つは穂長QTLのみを検出し、その加性効果百分率は48.31%であった。1つは主茎高QTLと穂長QTLを同時に検出し、そのうち主茎高QTLの加性効果百分率は81.72%で、穂長QTLの加性効果百分率は18.28%であった。主茎高QTLを検出した7つの単断片代換系統のうち,1つが逆節間長QTLのみを検出し,2つが逆二節間長QTLのみを検出し,2つが逆節間長QTLと逆二節間長QTLを検出し,2つが逆三節間長QTLのみ検出された。異なる単断片代換系で検出される節間長のQTL加性効果百分率変化範囲は?128.62%172.07%;穀粒長のQTLを7個検出した単一断片置換系統のうち、5個は粒長QTLのみを検出し、1個は粒幅QTLのみを検出し、1個は同時に粒長QTLと粒幅QTLを検出した。穂当たりの粒数QTLの3つの単一断片置換系統のうち、2つが二次枝梗数のQTLのみを検出し、1つが同時に一次枝梗数QTLと二次枝梗数のQTLを検出した。これらの結果は、置換断片の中に複合性状QTLが検出され、その構成性状QTLも検出できることを示している。複合形質QTLの相加効果の大部分はその構成形質QTLの総合効果により解析できるが、同じ複合性状、異なる代換断片で検出される構成性状QTLは異なる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
