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J-GLOBAL ID：202002290764953173   整理番号：20A0704127

生命の起源を化学する-ヌクレオシドの前生物的合成-

著者 (1件)： 岡村秀紀 (東北大 多元物質科研)
資料名： 現代化学  (Chemistry Today)
号： 589  ページ： 42-47  発行年： 2020年04月01日 
JST資料番号： L4439A  ISSN： 0386-961X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 生命の起源は,人類最大の謎の一つである.原始の地球において,最初の生命がどのようにして誕生したのかを明らかとすることは,生命現象の理解につながるだけでなく,究極的には生命体を創る研究にもつながると考えられる.それでは,そのプロセスをどのようにして明らかにするのか?某ネコ型ロボットアニメに出てくるタイムマシンがあれば,原始の地球で実地調査を行うことができるのだろうが,現在の科学力ではまだ難しそうだ.しかし,生命現象の本質はさまざまな有機化合物による化学反応であることを踏まえると,有機化学の力を駆使して,生命誕生に至った過程を再現することは可能である.ここでは,生命の起源に迫る研究として,原始地球環境を模した条件におけるリボ核酸(RNA)の合成について解説しよう.(著者抄録)

シソーラス用語： *生命の起源 ,  *ヌクレオシド ,  現象 ,  有機化学 ,  地球 ,  RNA【核酸】 ,  *RNA合成 ,  生化学 ,  前生物学 ,  ピリミジンヌクレオシド ,  プリンヌクレオシド ,  化学進化
準シソーラス用語： 原始地球 ,  生命現象 ,  前生物的化学

分類 (2件)： 生命の起源と前生物学  (EC03020B) ,  ヌクレオシド,ヌクレオチド  (CF10060K)

タイトルに関連する用語 (4件)： 生命の起源 ,  化学 ,  ヌクレオシド ,  生物