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J-GLOBAL ID：202002290794299566   整理番号：20A0553198

複雑な有機界面活性剤のCCN活性化に対する表面張力時間発展の影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of surface tension time-evolution for CCN activation of a complex organic surfactant

著者 (5件)： Lin Jack J. (Nano and Molecular Systems Research Unit, University of Oulu, P. O. Box 3000, Oulu, FI-90014, Finland. [e-mail]) ,  Kristensen Thomas B. ,  Calderon Silvia M. ,  Malila Jussi ,  Prisle Nonne L.
資料名： Environmental Science: Processes & Impacts  (Environmental Science: Processes & Impacts)
巻： 22  号： 2  ページ： 271-284  発行年： 2020年 
JST資料番号： W1160A  ISSN： 2050-7887  CODEN： ESPICZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大気溶液液滴における表面張力の進展の基礎となる物理的過程と時間スケールは,雲液滴形成を記述する現在のモデルではほとんど説明されていない。溶液液滴の表面における表面活性分子の吸着は液滴表面張力を低下させるが,液滴バルクから溶質を枯渇させる。これは雲液滴形成において反対で時々相殺する効果を持つ。本研究では,塩化ナトリウム(NaCl)と混合したノルディック水性フルボ酸(NAFA)から成る粒子の雲液滴活性化に対する時間発展表面張力の影響を研究した。2つの異なる熱力学的表面モデルから評価した表面張力降下とバルク/表面分配を伴うKoehler理論を用いて雲液滴の形成をモデル化した。液滴表面形成後の異なる時間ステップにおける巨視的液滴の表面張力測定から連続三成分パラメータ化を構築した。予測結果を,NAFAバルク/表面分配平衡を考慮しない混合NAFA-NaCl雲凝縮核(CCN)活性とバルク溶液モデルの以前の測定と比較した。バルクモデルは時間と共に巨視的表面張力降下のそれに続く雲液滴形成の傾向を示したが,時間による変化はバルク/表面分配が液滴活性化中に明確に考慮されると本質的に消失した。考慮したすべての平衡時間ステップに対して,NAFA-NaCl系における表面張力降下の効果は,有限サイズの液滴バルク相からの溶質の枯渇によって相殺された。本研究は,成長する液滴におけるバルク/表面分配を完全に説明するために必要な表面張力と他の溶液特性の連続パラメータ化を得るために包括的データセットが必要であることを強調した。著者らの知る限り,大気の関心のある他の水性有機系に対して,現在,類似のデータセットは存在しない。雲液滴活性化に及ぼす時間発展の文脈におけるバルク/表面分配の影響を解明し,ここで提示した結果がさらに一般化できるかどうかを決定するために,追加の研究が必要である。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *界面張力 ,  フルボ酸 ,  *界面活性 ,  *界面活性剤 ,  溶質 ,  パラメタリゼーション ,  *時間発展 ,  液滴 ,  塩化ナトリウム ,  熱力学 ,  分配平衡
準シソーラス用語： 溶液特性 ,  雲凝結核 ,  表面張力測定 ,  時間ステップ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 粒状物調査測定  (SB03060E) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (5件)： 界面活性剤 ,  CCN ,  活性化 ,  表面張力 ,  時間発展