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J-GLOBAL ID:202002290842230993   整理番号:20A2640281

酸化グラフェンの形態と構造の改質は高性能LiFePO4/C/rGO複合カソード材料を提供する

Modifying the morphology and structure of graphene oxide provides high-performance LiFePO4/C/rGO composite cathode materials
著者 (12件):
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巻: 31  号: 11  ページ: 4541-4551  発行年: 2020年11月 
JST資料番号: W0255A  ISSN: 0921-8831  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,ゾル-ゲル処理,噴霧乾燥および焼成を含む方法を用いてLiFePO4/炭素/還元酸化グラフェン(LFP/C/rGO)複合カソード材料を合成した。LFP/Cの電気化学的性能を改善するために,純粋なGO,三次元GO,および水熱多孔質GO(HTGO)を含む導電性添加剤として種々の形態の酸化グラフェン(GO)を試験した。著者らのサンプルの中で,1wt%のHTGO(SP-LFP/C/1%rHTGO)を添加した噴霧乾燥により調製したカソード材料は,最高の電気化学的性能を示し,0.1C,1C,5Cおよび10Cでの放電容量は,それぞれ160.5,151.8,138.8および130.3mA h g-1であった。長期サイクル性能の測定から,最初のサイクルでの放電容量と0.1Cでの30サイクル後の容量保持は,それぞれ160.2mA h g-1と99.6%であった;10Cでは,これらの値は,それぞれ132.2mAhg-1と91.8%であった。SP-LFP/C/1%rHTGO(6.58×10-5Scm-1)の電子伝導率は,元のLFP/C(9.24×10-6Scm-1)より高かった。ACインピーダンスを用いて測定したSP-LFP/C/1%HTGOカソードのLi-+イオン拡散率(DLi+2)(放電に対して3.91×10-1313cm-2s-1)とサイクリックボルタンメトリー(6.66×10-10cm-2s-1)は,LFP/Cカソード(放電に対して9.31×10-15cm-2s-1と1.79×10-10cm-2s-1)より優れていた。定電流間欠滴定は,DLi+の値が1×10-10から1×10-17cm2s-1の妥当な範囲に位置することを明らかにし,電荷状態が50%に近いとき,その値は最低点に低下した。したがって,噴霧乾燥の使用と導電性HTGO(三次元皺モルフォロジーと相互接続細孔構造)の添加は,LFP/Cカソード材料の電子伝導率とLi+イオン拡散性を増強でき,それによって電気化学的性能を著しく改善する。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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