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J-GLOBAL ID:202002290846551424   整理番号:20A0235752

HLA-DP遺伝子多型とHCV患者の抗ウイルス治療免疫応答の相関分析【JST・京大機械翻訳】

Correlation Analysis of HLA-DP Gene Polymorphisms with Immune Response to Antiviral Treatment for HCV Patients
著者 (5件):
資料名:
巻: 30  号: 22  ページ: 3112-3117  発行年: 2019年 
JST資料番号: C3688A  ISSN: 1001-0408  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:HLA-DP遺伝子多型とC型肝炎ウイルス(HCV)患者の抗ウィルス治療免疫応答との関連性を検討する。方法;2013年5月-2017年8月に本院で受診したHCV漢民族患者106例を選び、すべての患者は48週間のペグインターフェロンα(PEGIFNα)+リバビリン(RBV)の併用治療を受け、そして、投薬停止後24週間のフォローアップを受けた。年齢,体重,HCV-RNAのベースラインレベルなどの一般データを記録し,Taqman-MGB蛍光プローブのリアルタイム定量的ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)を用いて,HLA-DP遺伝子rs3077,rs2395309の遺伝子型を決定した。治療結果に基づき、患者を持続ウイルス学応答群(SVR)と未持続ウイルス学的応答群(N-SVR)に分け、Logistic回帰モデルを用いてHCV患者の抗ウィルス治療免疫応答に影響する関連因子(性別、年齢、体質量指数、および体重指数)を分析した。HCV-RNAのベースラインレベルおよび遺伝子多型を,単一因子および多重因子分析によって分析した。結果;106例の患者のうち、rs3077部位のCC、CT、TT型の頻度はそれぞれ40.6%、35.8%、23.6%であり、rs2395309部位のGG、GA、AA型の頻度はそれぞれ50.0%、39.6%、10.4%であった。それは,Hardy-Weinberg遺伝平衡(P>0.05)と一致した。SVR群80例,N-SVR群26例;SVR群の年齢、rs3077部位CT、TT型及びrs2395309部位のGA、AA型の割合はN-SVR群より明らかに低かった。rs3077部位のCC型とrs2395309部位のGG型の割合はN-SVR群より明らかに高かった(P<0.05)。2群間の性別,ボディマスインデックス,HCV-RNAのベースラインレベルに有意差はなかった(P>0.05)。単変量,多因子分析の結果,患者の性別,ボディマスインデックス,HCV-RNAのベースラインレベル,rs3077のCC型,rs2395309のGG型は,抗ウイルス治療と有意に相関しなかった(P>0.05)。rs3077部位CTとTT型、rs2395309部位GAとAA型はその抗ウィルス治療免疫応答と有意に相関し[オッズ比(OR)はそれぞれ1.135、1.766、1.283、1.218、1.103であった。95%信頼区間(CI)は,それぞれ(1.017,1.267),(1.007,3.100),(1.038,1.585),(1.011,1.467),(1.038,1.172),P<0.05]であった。結論;年齢及びHLA-DP遺伝子rs3077、rs2395309の多型はHCV漢民族患者のPEGIFNα+RBVの抗ウイルス治療免疫応答と相関し、その中に低年齢の患者は比較的に高い抗ウィルス免疫応答率を得るかもしれない。A突然変異対立遺伝子キャリアは,より低い抗ウイルス免疫応答率を得る可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
感染症・寄生虫症一般  ,  感染症・寄生虫症の治療 

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