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J-GLOBAL ID:202002290888085789   整理番号:20A0198635

Candida albicansに対する単独またはフルコナゾールと併用したリバビリンの抗真菌活性は減少した病原性により仲介される【JST・京大機械翻訳】

Antifungal activity of ribavirin used alone or in combination with fluconazole against Candida albicans is mediated by reduced virulence
著者 (6件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: W0278A  ISSN: 0924-8579  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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近年,真菌感染症の発生率が連続的に増加しており,特にフルコナゾール(FLC)に対する薬剤耐性が出現している。この挑戦を克服するために,非抗真菌薬の抗真菌活性に関する研究がより注目されている。本研究では,臨床で一般的に使用されている抗ウイルス薬リバビリン(RBV)の抗Candida活性を測定し,RBVがin vitroおよびin vivoにおいて単独またはFLCとの併用で強力な抗真菌活性を示すことを見出した。in vitroにおいて,RBVのMIC_80値は,FLC感受性Candida albicansに対して2~4μg/mL,FLC耐性C.albicansに対して8μg/mLであった。1μg/mLの用量のRBVをFLCと組み合わせたとき,有意な相乗効果がFLC耐性C.albicansに対して示され,FLCのMICは>512μg/mLから0.25~1μg/mLに減少した。相乗作用はC.albicansバイオフィルムに対しても示された。in vivoにおいて,RBVプラスFLCは,4日間にわたるFLC処理群と比較して,感染Galleria mellonella幼虫の生存率を有意に改善し,G.mellonella幼生組織に対するFLC耐性C.albicansの損傷を軽減した。さらに,機構研究は,単独またはFLCと組み合わせたRBVの抗真菌作用が,生物膜形成の阻害,細胞外ホスホリパーゼ活性の低下および菌糸成長の阻害と関連している可能性があるが,FLC取り込みの促進およびFLC流出の阻害とは関連しないことを示した。これらの結果は,薬剤耐性を克服し,既存の薬物の臨床応用を拡大するための有望な方向を提供する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物感染の生理と病原性  ,  感染症・寄生虫症一般 

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