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J-GLOBAL ID:202002290951341372   整理番号:20A1827248

miRNA-146aの欠如はミクログリア機能とプロテオームを異なって変化させる【JST・京大機械翻訳】

Absence of miRNA-146a Differentially Alters Microglia Function and Proteome
著者 (21件):
資料名:
巻: 11  ページ: 1110  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:MiR-146aは先天性炎症反応の重要な調節因子であり,細胞死および生存にも関与する。【方法】CNS常在細胞を選別することによって,ミクログリアはmiR-146aの主要な細胞源であった。したがって,miR-146aノックアウト(KO)マウスにおけるミクログリア機能および表現型を調べ,LC-MS/MSによりKOおよび野生型(WT)ミクログリアのプロテオームを分析し,多発性硬化症(MS)患者の異なる脳病変におけるmiR-146a発現を調べた。結果:in vitroでLPSまたはミエリンで刺激した場合,KOマウス由来のミクログリアはWTと比較して高レベルのIL-1β,TNF,IL-6,IL-10,CCL3およびCCL2を発現した。刺激は,KOミクログリアではなく,WTの移動と食作用を増加させた。CD11c+ミクログリアは,WTマウスでクプリゾン(CPZ)により誘導されたが,KOでは少なかった。ex vivoミクログリアのプロテオームは,WTマウスと比較してmiR-146a KOでは異ならなかったが,CPZ処理はKO:GOT1,COX5b,CRYL1,およびシスタチン-Cにおける異なる蛋白質応答を誘導し,KOミクログリアで特異的に変化した。ミクログリアプロテオームの弁別的特徴を調べた:スパース部分最小二乗-判別分析は,対照とCPZ処理条件を比較した場合,最良の識別を示した。10蛋白質のクラスターは,CPZ後にWTとmiR-146a KOミクログリアを切り離し,それらの中で,CD11c+ミクログリアのシグネチャに属するAtp1a3と炎症応答に関連する蛋白質(S100A9,Ppm1g)を認識できた。最後に,MS患者の異なる脳病変におけるmiR-146aとその検証標的遺伝子の発現を調べた。MiR-146は全病変型でアップレギュレートされ,最高発現は活性病変であった。88の検証された標的遺伝子の19は活性病変で有意に変化したが,NAWMでは変化はなく,このデータはミクログリアがCNSにおけるmiR-146aの主要源であることを示した。miR-146aの不在は,ミクログリア機能およびプロテオームに異なって影響し,miR-146aは活性MS病変の遺伝子調節において重要な役割を果たす可能性がある。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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遺伝子発現  ,  神経の基礎医学  ,  細胞生理一般 
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