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J-GLOBAL ID:202002290951953498   整理番号:20A0635104

熱活性化遅延蛍光におけるスピンフリッピングを実現するためのドナー-アクセプタ設計によるスピン-軌道結合を生成する機構の探索【JST・京大機械翻訳】

Exploring mechanisms for generating spin-orbital coupling through donor-acceptor design to realize spin flipping in thermally activated delayed fluorescence
著者 (8件):
資料名:
巻:号: 10  ページ: 3395-3401  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2383A  ISSN: 2050-7526  CODEN: JMCCCX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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スピンフリップは,非放射性三重項から放射性一重項への変換を可能にする重要な機構として最近認識されており,有機発光ダイオード(OLED)における熱支援遅延蛍光(TADF)をもたらしている。しかし,重元素の不在下でスピンフリップがどのように実現されるかについては議論の余地がある。本論文では,定常状態と動的状態の両方において,磁気光ルミネセンス(磁気PL)を用いてドナー-アクセプタ(D-A)設計により電荷移動(CT)状態でスピン軌道結合(SOC)が実際に形成されることを明らかにした。基本的には,溶液中の典型的なTADFエミッタDMAC-TRZにおいて,CT状態がD-A構造内で励起される場合のみ,高磁場(900mTまで)で磁気PL信号が観測された。これは,重元素が存在しないTADF分子におけるSOCの存在を示す明白な証拠を提供する。光学的に誘起された双極子(D+→A-)による軌道偏光を考慮することにより,CT状態で発生したSOCを示す経験的モデルを提案した。さらに,SOCは,非放射性三重項の密度が酸素分子によって変化する間,遅延蛍光を直接モニターすることによって,スピンフリップを実現するために責任があることを確認した。より重要なことに,CT状態における双極子モーメントを変化させるために溶媒極性を用いることにより,SOC誘起スピンフリップが大きく変化することが明らかになった。これはSOCと双極子モーメントの間の統一的関係を示し,非放射三重項からTADFにおける放射一重項への変換を可能にした。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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発光素子  ,  有機化合物のルミネセンス 

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