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J-GLOBAL ID:202002291287530933   整理番号:20A1986450

通常時・災害時におけるコミュニティ放送局のソーシャルメディア利用の現状 -在日・在留外国人と聴覚障がい者に伝わる災害情報を目指して-

Potentialities of Local Community FM Broadcasting Created by Use of Social Media at Usual and at Disaster Time: Disaster Information for Resident or Visiting Aliens and the Hearing-Impaired
著者 (2件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 19-28(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: L4804A  ISSN: 1348-5857  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,全国のコミュニティ放送局(238 局)を対象に,通常時と災害時のソーシャルメディアの利用状況や災害時の音声情報弱者(在日・在留外国人,難聴を含む聴覚障がい者)への情報提供方法の工夫に関するアンケートを実施した。災害時の情報発信において重要な役割を果たすとされるコミュニティ放送局の多くが,Facebook などのソーシャルメディアで文字や画像による情報提供を行っている。その現状を鑑み,それらのソーシャルメディアが,災害時に情報弱者となりやすい在日外国人と聴覚障がい者に有効な情報発信源として利用できる可能性を探るため,調査を行った。169 局の有効回答中,通常時には 146 局,災害時には 107 局がソーシャルメディアで情報発信をすることが分かった。ただし,災害時にソーシャルメディアを利用するとしている局であっても,それが在日・在留外国人や聴覚障がい者を対象にした情報提供の工夫であると認識している局は少ないことも明らかになった。(著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
災害・防災一般  ,  放送一般  ,  その他の計算機利用技術 
引用文献 (17件):
  • [1] やさしい日本語: 弘前大学社会言語学研究室が中心となり、災害が起きたときに有効なことばとして考案された外国人にわかりやすい日本語のことを指す。
  • [2] NHK 福祉ネットワーク取材班. “東日本大震災における障害者の死亡率”, 月刊ノーマライゼーション 障害者の福祉. 障害保健福祉研究情報システム, 2011 年 11 月号, 第 31 巻. https://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n364/n364023.html. (参照 2020-1-26)
  • [3] 東北学院大学 郭基煥研究室, 外国人被災者支援センター編. “石巻市「外国人被災者」調査報告書 2012 年”. 2013, pp.1-12.
  • [4] 中森広道. 災害情報論の系譜-「情報パニック」と災害情報研究の展開. 災害情報論入門. 弘文堂, 2008.
  • [5] 入江さやか, 西久美子. “北海道のブラックアウト どのメディアが機能したのか ~「北海道胆振東部地震」メディア利用動向インターネット調査から~”. 放送研究と調査 2 月号, 2019, pp.38-4.
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