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J-GLOBAL ID:202002291300854647   整理番号:20A2550235

乳癌細胞におけるエストロゲン受容体アルファ(ERα)発現の特性化および標的ナノ粒子とSERSを用いた薬物療法の効果【JST・京大機械翻訳】

Characterisation of estrogen receptor alpha (ERα) expression in breast cancer cells and effect of drug treatment using targeted nanoparticles and SERS
著者 (4件):
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巻: 145  号: 22  ページ: 7225-7233  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0392A  ISSN: 0003-2654  CODEN: ANALAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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乳癌の主要バイオマーカーの一つであるエストロゲン受容体α(ERα)の検出と同定は,疾患の臨床診断と治療に重要である。ここでは,官能化金ナノ粒子(AuNPs)と組み合わせた表面増強Raman分光法(SERS)を用いて,単一細胞レベルでERα発現を検出し,局在化するための非破壊アプローチを用いた。抗体機能化ナノタグ(ERα-AuNPs)は優れた生体適合性を示し,異なるERα発現状態を有する乳癌細胞株におけるERα位置の空間的および時間的理解を可能にした。さらに,ERα陽性(ERα+)乳癌細胞における発現レベルを定量的に測定するためのSERS応答の割合面積に基づくアプローチを開発した。特に,相対的SERS応答の計算は,MCF-7細胞(ERα+)が,SKBR-3細胞(ERα-)と比較して,SERSシグナル領域で4.2倍の増加をもたらすより高いナノタグ蓄積を示した。これらの結果はERα受容体に対するERα-AuNPsの強い標的化効果を確認した。官能化ERα-AuNPナノタグも用いて,第一級承認選択的エストロゲン受容体分解剤(SERD)であるフルベストラントの活性を調べた。SERSマッピングは,より弱いSERSシグナル,従ってナノタグの蓄積がフルベストラントで処理したMCF-7細胞において観察されたので,ERα分解がフルベストラント処理後に起こることを確認した。最も重要なことに,SERS応答とウェスタンブロットにより得られたERα発現レベルの間の0.9の相関係数を計算した。これらの結果は,2つのアプローチ間の強い関係を確認し,破壊的および時間のかかる技術を必要とせずに,ERα発現レベルの推定のためのツールとしてSERSを使用する可能性を開く。したがって,乳癌におけるSERDの活性を理解するための迅速で高感度な方法としてSERSを使用する可能性を実証した。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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分光分析  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  生物物理的研究法 

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