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J-GLOBAL ID:202002291323306919   整理番号:20A0452911

炎症性疼痛の間の脊髄および後根神経節におけるスフィンゴ糖脂質生合成経路:グリコシルトランスフェラーゼ遺伝子の発現パターンにおける初期および後期変化【JST・京大機械翻訳】

Glycosphingolipid Biosynthesis Pathway in the Spinal Cord and Dorsal Root Ganglia During Inflammatory Pain: Early and Late Changes in Expression Patterns of Glycosyltransferase Genes
著者 (10件):
資料名:
巻: 428  ページ: 217-227  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0919A  ISSN: 0306-4522  CODEN: NRSCDN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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スフィンゴ糖脂質(GSL)は,疼痛および炎症において重要な機能的役割を果たす神経系における豊富なセラミド含有脂質である。完全Freundアジュバント(CFA)誘導片側性足関節炎(1日対15日)後のマウス後根神経節(DRG)と脊髄におけるGSL合成に関与するグリコシルトランスフェラーゼの遺伝子発現(Ugcg,ST3GAL5,St8sia1,B4galnt1,Ugt8a,Gal3st1)を測定した。慢性炎症(15日)は,同側および対側の痛みを疼痛に感作した。1日の誘導片側性後肢炎症(1d-IUHI)は,同側髄におけるUgcg,St8sia1,B4garnt1およびGal3st1発現を増加させ,スルファチドおよびb-シリーズガングリオシドも上昇したことを示唆した。加えて,1d-IUHIは対側髄におけるUgcg,ST3GAL5およびGal3st1発現を増加させ,スルファチドおよびa-/b-シリーズガングリオシドが上昇していることを示唆した。対照的に,1d-IUHIはDRGにおいてUgcg,ST3GAL5及びSt8sia1発現を両側に減少させ,b-シリーズガングリオシドが抑制されることを示唆した。b-シリーズガングリオシドの髄腔内投与は,ナイーブマウスにおいて機械的異痛を誘導したので,同側脊髄において上方制御されたSt8sia1から合成されたb-シリーズガングリオシドは機械的異痛に関与すると思われる。対照的に,慢性炎症は脊髄におけるUgcg,ST3GAL5,B4galnt1およびGal3st1発現の減少,および同側DRGにおけるSt8sia1発現の増加をもたらし,脊髄におけるa-/b-シリーズガングリオシドが減少し,同側DRGにおけるb-シリーズガングリオシドが増加したことを示唆した。DRGおよび脊髄におけるグリコシルトランスフェラーゼ遺伝子発現のこれらの変化は,炎症および非炎症組織の両方における疼痛感受性の修飾および早期から慢性炎症性疼痛への移行に寄与する可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学  ,  中枢神経系  ,  遺伝子発現 

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