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J-GLOBAL ID：202002291376251763   整理番号：20A0319715

Cバンド衛星SARデータを用いたキラウエア火山噴火による地形変化特性の把握

DETECTION OF TOPOGRAPHIC CHANGE CHARACTERISTICS AT KILAUEA VOLCANIC ERUPTION USING C-BAND SAR SATELLITE IMAGES

著者 (2件)： 園部雅史 (日本大学 理工学部土木工学科) ,  羽柴秀樹 (日本大学 理工学部土木工学科)
資料名： 土木学会論文集 F3(土木情報学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. F3 (Civil Engineering Informatics) (Web))
巻： 74  号： 2  ページ： II_86-II_92(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0254A  ISSN： 2185-6591  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2018年5月からハワイ島キラウエア火山の火山活動が活性化し,大規模な噴火が継続して発生している.これらの噴火によって溶岩流の流出,火山灰や火山ガスを含む噴煙が発生し,建物や道路,周辺環境に多くの損害を与えている.本研究では,CバンドSAR衛星のSentinel-1による観測情報を利用し,噴火による火口の形状の変化や溶岩流の広がりおよび地震による地殻変動の状況を調査した.結果として,火口の形状や溶岩流による地表面の変化および地殻変動が効果的に把握された.これらの観測後に準リアルタイムに入手可能な全天候性の特徴を有するSentinel-1衛星画像を用いた調査結果から災害対応における概要調査や継続的なモニタリングに対する適用性を考察した.これらの調査結果から,溶岩流域分布と火山活動による地殻変位の概略的かつ継続的な調査に対してSentinel-1衛星の有用性が確認された.(著者抄録)

シソーラス用語： *噴火活動 ,  周波数帯 ,  *合成開口レーダ ,  地殻変動 ,  溶岩流 ,  *変化 ,  *地形発達
準シソーラス用語： Cバンド【周波数】 ,  *SAR ,  *火山噴火 ,  *地形変化

著者キーワード (6件)： Sentinel-1 ,  disaster ,  eruption ,  lava flow ,  SAR ,  Remote Sensing

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  写真測量,空中写真  (RC02040D)

引用文献 (13件)：

• 1) 気象庁:火山活動解説資料,< http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/monthly_v-act_doc/monthly_vact.php> (入手2018.6.12).
• 2) 米国地質調査所:キラウエア火山噴火, < https://www.usgs.gov/news/k-lauea-volcano-erupts >(入手2018.5.25).
• 3) Urai M. : Volcano monitoring with Landsat TM short-wave infrared bands: the 1990-1994 eruption of Unzen Volcano, Japan, International Journal of Remote Sensing, Vol. 21, No. 5, pp. 861-872, 2000.
• 4) 菅野正人,加藤正人:衛星データによる2000年有珠山噴火の降灰と森林被害の把握,日本リモートセンシング学会誌,Vol. 22, No. 1, pp. 89-95, 2002.
• 5) Sonobe M., Hideki H. : Evaluation of damage and volcanic hazard in kuchinoerabu island, japan, by using high-resolution satellite images, 2017 IEEE Intl. Geoscience and Remote Sensing Symposium (IGARSS), pp. 4266-4269, 2017.

タイトルに関連する用語 (6件)： Cバンド ,  衛星 ,  SAR ,  火山噴火 ,  地形変化 ,  把握