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J-GLOBAL ID:202002291378082353   整理番号:20A1027505

光力学的抗癌療法増強のための低酸素/pH二重応答性ニトロイミダゾール修飾キトサン/ローズベンガル誘導体ナノ粒子【JST・京大機械翻訳】

Hypoxia/pH dual-responsive nitroimidazole-modified chitosan/rose bengal derivative nanoparticles for enhanced photodynamic anticancer therapy
著者 (9件):
資料名:
巻: 179  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0966B  ISSN: 0143-7208  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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光線力学療法(PDT)で使用される従来の光増感剤(PSs)の大部分は,腫瘍標的化と光毒性副作用が乏しい。薬物送達システムは,最小の副作用を有する増強された治療効果を達成するために,制御可能な光活性を有する腫瘍の細胞内低酸素および酸性環境に応答してペイロードPSsを放出するために誘発されるように設計することができる。本研究では,ニトロイミダゾール修飾キトサン(Cs-Na)を合成し,pHおよび低酸素二重応答性RBDデリバリーのために,Cs-Na/ローズベンガルω-カルボキシヘプチルエステル(ローズベンガル誘導体,RBD)複合ナノ粒子(Cs-Na/RBD)を調製した。Cs-Na/RBDは,約86.9nmの適切な粒子サイズを有し,+33.4mVのゼータ電位は,細胞培養培地で良好な安定性を示し,中性pHでのそれと比較して,酸性および低酸素条件での累積放出の約60%増加を示した。非小細胞肺癌PC9細胞におけるCs-Na/RBDの細胞取り込み効率はCs-Na/RBと比較して10倍以上増加した。PC9細胞における抗増殖効果および活性酸素種(ROS)の生成は,Cs-Na/RBDの顕著な光線力学的治療効果を示した。これらの結果から,Cs-Na/RBDは,制御可能な光線力学的抗癌療法の増強のための有望なナノプラットフォームである可能性があることが示唆された。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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