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J-GLOBAL ID:202002291427618618   整理番号:20A2638602

量子位相空間展望からの確率的ヒステリシス【JST・京大機械翻訳】

Probabilistic hysteresis from a quantum-phase-space perspective
著者 (2件):
資料名:
巻: 102  号:ページ: 052212  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0323D  ISSN: 2469-9926  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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確率的ヒステリシスは,小さな散逸のない古典的システム[[引用文献情報:原文を参照]]における不可逆性の徴候である:制御パラメータの遅い循環掃引の後,初期マイクロカノニカル集合がその初期エネルギーの近傍に戻る確率は,著しく1以下である。類似の現象は,粒子数Nがあまりにも小さい場合,対応する量子系で最近確認された。しかし,量子-古典的対応は,この場合,非自明であることが分かった。制御パラメータ変化が非常に遅くならない速度,およびエネルギーの初期分布はあまり狭くはならない。本論文では,Husimi量子位相空間形式を用いて,確率的ヒステリシスの量子および古典的形式を直接比較した。特に,古典的確率的ヒステリシスにおける重要な成分である古典的エルゴード化機構が量子エルゴード化よりも量子古典的対応の破綻を導くことを示した。エルゴード化のこのような量子破壊は,[数式:原文を参照]に比例する運動方程式における量子補正が,わずかに小さいように見える場合でも,長期発展に強い量子効果をもたらす。しかし,量子エルゴード化は,エネルギーを超える平均化によって回復できるので,非狭い初期エネルギー幅とto-slowパラメータ変化に対して,古典的結果を,大きなNですべて後に回復させることを示した。最後に,準静的極限における量子-古典的対応の破壊の原因となる,著者らのシステムにおける古典的および断熱的限界の形式的不可換性は,大きなエネルギー障壁による巨視的量子トンネルに起因することを示した。これは,著者らの以前の研究で報告された量子断熱限界に達するのに必要な非常に遅い掃引速度を説明する。従って,形式的不可換性は,Nが全く小さい([数式:原文を参照])ならば,現実的に遅いスイープに対する結果をもたらさない。Copyright 2020 The American Physical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
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量子力学一般  ,  化学熱力学・熱化学一般  ,  統計力学一般,多体問題 
引用文献 (1件):
  • R. Bürkle et al., Sci. Rep. 9, 14169 (2019)
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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