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J-GLOBAL ID:202002291522280669   整理番号:20A2459083

LPS誘発急性肺損傷(ALI)に対して強力な抗炎症活性を有するiNOS阻害剤として作用する新規二置換ベンゾオキサゾロン誘導体のデザインと合成【JST・京大機械翻訳】

Design and synthesis of new disubstituted benzoxazolone derivatives that act as iNOS inhibitors with potent anti-inflammatory activity against LPS-induced acute lung injury (ALI)
著者 (10件):
資料名:
巻: 28  号: 21  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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急性肺損傷(ALI)は,NOの過剰な産生の触媒,iNOSが炎症過程に関与し,iNOSの標的化がALIを緩和するための有望な治療経路であることが示されている,特異的な薬剤,iNOSのない重度の急性炎症反応として作用する肺疾患である。本研究では,18種の新規二置換ベンゾオキサゾロン誘導体を合成し,特性化し,LPS誘導RAW264.7細胞におけるNO産生に対する活性を評価した。結果は,これらの化合物が,ベンゾオキサゾロン環の4,N位でのNOとジ置換の過生成を明らかに抑制し,4位だけの置換より良い効力を示した。生成した類似体の中で,化合物2c,2dおよび3dはNO阻害活性を示し,IC_50値はそれぞれ16.43,14.72および13.44μMおよびiNOS阻害活性を示し,IC_50値はそれぞれ4.605,3.342および9.733μMであった。一方,化合物2c,2d,3dはin vitroでIL-6,IL-1βの放出を阻害し,in vivoでキシレン誘発耳浮腫を抑制し,抗炎症活性を実現した。さらに,化合物2dはLPS誘発ALIを有意に保護し,炎症性サイトカインの減少と明らかな病理学的変化を示した。免疫組織化学と分子モデリングは,化合物2dがin vivoでiNOSの発現を有意に阻害し,iNOS蛋白質のMET368とILE195残基との2つの水素結合を介してiNOSと相互作用することを示した。これらの結果は,化合物2dがiNOS阻害剤の有望なリード構造であり,LPS誘発急性肺損傷を治療する抗炎症活性を有することを示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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消炎薬の基礎研究 

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