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J-GLOBAL ID：202002291690281841   整理番号：20A1096221

不確かさの定量化に向けた RC はりの一斉載荷実験

SIMULTANEOUS EXPERIMENTS OF RC BEAMS FOR THE QUANTIFICATION OF UNCERTAINTY

著者 (5件)： 車谷麻緒 (茨城大学大学院 理工学研究科 都市システム工学領域) ,  岡崎慎一郎 (香川大学 創造工学部 創造工学科 環境デザイン工学領域) ,  山本佳士 (名古屋大学大学院 工学研究科 土木工学専攻) ,  上田尚史 (関西大学 環境都市工学部 都市システム工学科) ,  小倉大季 (清水建設 技術研究所 社会システム技術センター)
資料名： 土木学会論文集 A2(応用力学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A2 (Applied Mechanics) (Web))
巻： 75  号： 2  ページ： I_411-I_420(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0102B  ISSN： 2185-4661  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,コンクリート分野の V&V(Verification and Validation),特に Validation に向けて,実験結果の再現性に焦点を当てた実験を実施した.具体的には,所有する試験機の異なる 5 つの研究機関において,同条件の実験を一斉に実施することにより,完全に統一することのできない載荷条件や拘束条件のわずかな違いによって,実験結果がどの程度影響を受けるのかについて比較検討した.曲げ破壊型およびせん断破壊型の RC はりを対象とし,それぞれの機関で得られた荷重-変位関係とひび割れ分布から,境界条件による影響の受けやすさ,荷重-変位関係とひび割れ性状との関連性について考察した.また,計算モデルの Validation の視点から,数値シミュレーションによる実験結果の再現性についても論じた.(著者抄録)

シソーラス用語： *鉄筋コンクリート構造 ,  *矩形梁 ,  剪断破壊 ,  曲げ ,  剪断 ,  解析モデル ,  数値解析 ,  不確実性 ,  *曲げ試験 ,  荷重-変形関係 ,  表面亀裂 ,  試験装置 ,  分散【variance】 ,  載荷試験 ,  再現性
準シソーラス用語： 曲げ破壊 ,  *四点曲げ試験

著者キーワード (8件)： Verification and Validation ,  uncertainty ,  RC beam ,  simultaneous experiment ,  Verification and Validation ,  uncertainty ,  RC beam ,  simultaneous experiment

分類 (1件)： コンクリート構造  (RA04030A)

引用文献 (17件)：

• 応用力学委員会 計算力学小委員会 : 土木工学における計算力学手法の研究動向, 土木学会論文集 A2 (応用力学), Vol.68, pp.31-50, 2012.
• コンクリート構造物のひび割れ進展評価手法に関する研究委員会報告書, 日本コンクリート工学会, 2013.
• The American Society of Mechanical Engineers: ASME V&V 10-2006 Guide for Verification and Validation in Computational Solid Mechanics, ASME, New York, NY, USA, 2006.
• 白鳥正樹, 越塚誠一, 吉田有一郎, 中村均, 堀田亮年, 高野直樹 : 工学シミュレーションの品質保証と V&V, 丸善, 2013.
• 工学シミュレーションの標準手順 (第2版), 日本計算工学会, 2015.

タイトルに関連する用語 (5件)： 不確かさ ,  定量化 ,  RC ,  はり ,  載荷実験