文献
J-GLOBAL ID:202002291702982702   整理番号:20A0022819

製塩脱K苦汁を用いて得られたMg(OH)2の結晶評価

Evaluation of Crystal of Mg (OH)2 Using Bittern after Removed Potassium Chloride Given by Sea Salt Manufacturing Process
著者 (3件):
資料名:
巻: 73  号:ページ: 343-346  発行年: 2019年12月01日 
JST資料番号: F0235A  ISSN: 0369-4550  CODEN: NKAGBU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
日本の製塩工程で排出される脱K苦汁にはMg2+が豊富に溶存しており,回収が求められている.本研究は,脱K苦汁(RPB)からMg資源回収に向けた基礎データの収集を目的としている.実験には,製塩企業に提供していただいた脱K苦汁を使用しており,Ca(OH)2(CH)を石灰乳または粉末で加えてMg(OH)2(MH)を生成して結晶評価を行った.実験の結果,石灰乳を添加したときはRPBの濃度が減少するにつれてXRDパターンのピーク強度は増加したが,粉末添加では濃度変化には依存せずにピーク強度は一定だった.生成した結晶はSEMで観察した.その結果,粉末で添加した方が相対的に粒子径は大きくなることが観察された.また,結晶形状は石灰乳で添加したときが球状,粉末で添加したときが不定形となった.一方,RPBの濃度を減少させて反応を行うことは,反応終了後のpHを増加させ,回収率を多くすることが明らかとなった.したがって,本研究はRPBを原料にMH回収プロセスを構築するための基礎データとして有用であると考えている.(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
晶析  ,  資源回収利用 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る