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J-GLOBAL ID：202002291730886611   整理番号：20A0795757

金ナノ粒子によるヒトγD-クリスタリンのアミロイドフィブリル化の阻害:分子レベルでの研究【JST・京大機械翻訳】

Inhibition of amyloid fibrillation of human γD-crystallin by gold nanoparticles: Studies at molecular level

著者 (4件)： Sharma Vandna (Department of Chemistry, National Institute of Technology Hamirpur, Himachal Pradesh 177005, India) ,  Sharma Shivani (Department of Chemistry, National Institute of Technology Hamirpur, Himachal Pradesh 177005, India) ,  Rana Shiwani (Department of Chemistry, National Institute of Technology Hamirpur, Himachal Pradesh 177005, India) ,  Ghosh Kalyan Sundar (Department of Chemistry, National Institute of Technology Hamirpur, Himachal Pradesh 177005, India)
資料名： Spectrochimica Acta. Part A. Molecular and Biomolecular Spectroscopy  (Spectrochimica Acta. Part A. Molecular and Biomolecular Spectroscopy)
巻： 233  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： E0128B  ISSN： 1386-1425  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： クエン酸安定化金ナノ粒子(AuNps)の能力を,眼レンズの主要蛋白質であるヒトγD-クリスタリン(HGD)のアミロイド線維化の阻害のために調べた。クエン酸でキャップされたAuNpsを合成し,特性化し,さらにアミロイド阻害に使用した。内因性および外因性(チオフラビンTおよびANSの存在下)蛍光に基づくアッセイおよびCD分光法の結果は,ナノモル濃度でのAuNpsがHGDの線維化に対する効果的な阻害剤として作用することを明らかに示唆する。蛍光顕微鏡および透過型電子顕微鏡画像もこの観察を支持した。HGD線維化に対するAuNpsの阻害的役割を考慮して,HGDとAuNpsの間の相互作用を,アミロイド阻害の機構を解読するために研究した。結合と消光定数は,AuNpsによるHGDのトリプトファン蛍光消光のデータを用いて,~10~9M-1と計算された。蛋白質とナノ粒子間の基底状態錯化を予測した。AuNPは天然蛋白質の主要な立体配座変化を引き起こさなかった。蛋白質とナノ粒子間のエントロピー駆動錯化過程は,HGDの疎水性残基とAuNpsの相互作用を示した。したがって,AuNpsの存在下で,その部分的変性の間のHGDの疎水性パッチの曝露は制限され,それはHGDフィブリル化における阻害をもたらした。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： エントロピー ,  蛍光 ,  消光 ,  相互作用 ,  錯体生成 ,  疎水性 ,  *アミロイド ,  *クリスタリン ,  ヒト ,  *フィブリル化 ,  蛍光顕微鏡 ,  線維症 ,  *ナノ粒子 ,  アミノ酸 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  第一アミン
準シソーラス用語： *金ナノ粒子 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： ヒトγD-クリスタリン ,  細動抑制 ,  金ナノ粒子

分類 (2件)： コロイド化学一般  (CB11010C) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D)

物質索引 (1件)： トリプトファン

タイトルに関連する用語 (8件)： 金ナノ粒子 ,  ヒト ,  クリスタリン ,  アミロイド ,  フィブリル化 ,  阻害 ,  分子 ,  研究