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文献
J-GLOBAL ID:202002291734925857   整理番号:20A1498363

統合分析により明らかにした脱水条件下のダイズ器官における代謝産物/植物ホルモン遺伝子調節ネットワーク【JST・京大機械翻訳】

Metabolite/phytohormone-gene regulatory networks in soybean organs under dehydration conditions revealed by integration analysis
著者 (16件):
資料名:
巻: 103  号:ページ: 197-211  発行年: 2020年 
JST資料番号: A1374A  ISSN: 0960-7412  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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代謝産物,植物ホルモン,および脱水応答/耐性に関与する遺伝子はいくつかの植物で予測されている。しかし,脱水条件下でのダイズ器官における代謝産物/フィトホルモン遺伝子調節ネットワークは不明である。ここでは,代謝産物,植物ホルモンおよび遺伝子転写物の器官特異性を分析し,脱水処理ダイズにおける調節ネットワークの特徴を明らかにした。代謝産物/フィトホルモン分析は,脱水処理根に特異的にラフィノース,トレハロースおよびシス-ゼアチン(cZ)の蓄積を明らかにした。脱水処理ダイズでは,ラフィノースとトレハロースは光合成装置の保護に直接関与しない。cZは,土壌中の水分地域からの水吸収に対する根伸長に寄与する可能性がある。代謝産物-遺伝子の統合分析は,ガラクチノール,ラフィノース,およびトレハロースレベルが,個々の植物レベルでの主要酵素(ガラクチノールシンターゼ,ラフィノースシンターゼ,トレハロース6-リン酸ホスファターゼ)の転写レベルと相関するが,脱水下の器官レベルでは相関しないことを示した。これらの鍵酵素をコードする遺伝子は,主に脱水処理ダイズの地上部で発現された。これらの結果から,ラフィノース及びトレハロースは脱水処理ダイズにおいて地上部から根へ輸送されることを示唆した。植物ホルモン遺伝子の統合解析は,cZとアブシジン酸(ABA)レベルが個々の植物のレベルで重要な酵素(サイトカイニンヌクレオシド5′-モノリン酸ホスホリボヒドロラーゼ,サイトカイニンオキシダーゼ/デヒドロゲナーゼ,9-cis-エポキシカロチノイドジオキシゲナーゼ)の転写レベルと相関するが,脱水条件下では器官レベルでは相関しないことを示した。したがって,ABAおよびcZ輸送などのプロセスは,脱水条件下でのABAおよびcZ産生の器官特異性に重要である。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  植物生理学一般 

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