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J-GLOBAL ID：202002291857029932   整理番号：20A2061492

塩ブロック中のプルシアンブルーは福島原発事故により汚染された飼料を給与した乳牛からの乳汁中の放射性セシウム活性濃度を減少させる【JST・京大機械翻訳】

Prussian blue in salt blocks decreases radiocesium activity concentration in milk from dairy cattle fed a diet contaminated by the Fukushima nuclear accident

著者 (7件)： Oinuma Hideyuki (United Graduate School of Agricultural Science, Iwate University, Morioka, Iwate, 020-8550, Japan) ,  Saito Mio (Chuou Livestock Hygiene Service Centre, Tamagawa Fukushima, 963-6311, Japan) ,  Oda Yasunori (Livestock Research Centre, Fukushima Agricultural Technology Centre, Fukushima, 960-2156, Japan) ,  Ajito Tadaharu (Faculty of Veterinary Science, Nippon Veterinary and Life Science University, Musashino, Tokyo, 180-8602, Japan) ,  Abe Izumi (Development & Regulatory Affairs, Nippon Zenyaku Kogyo Co., Ltd, Koriyama, Fukushima, 963-0196, Japan) ,  Hanada Masaaki (Department of Life Science and Agriculture, Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine, Obihiro, Hokkaido, 080-8555, Japan) ,  Oinuma Hideyuki (Agriculture, Forestry and Fishery Department, Fukushima Prefectural Government, Fukushima, 960-8670, Japan)
資料名： Journal of Environmental Radioactivity  (Journal of Environmental Radioactivity)
巻： 222  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0031B  ISSN： 0265-931X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本では,乳中の放射性セシウム放射能濃度は,海運基準に適合するために50Bq/kg新鮮未満であり,乳牛に給餌された飼料のラジオセシウム濃度は500Bq/kg乾燥未満である。2011年の福島原子力事故の後,著者らは,プルシアンブルー(PB)が,日本のウシの牛乳における放射性セシウム(134Cs+137Cs)活性濃度を抑制することができるかどうかを調査するために,2つの実験を行った。実験1では,4頭のウシに,PB補給の有無で,175Bq/kg乾燥の放射性セシウム活性濃度の飼料を与えた。PB摂取は0から3.0g/日の範囲であり,平均放射性セシウム摂取量はすべての処理で3.42kBq/日であった。牛乳中の放射性セシウム活性濃度は16.4から8.6Bq/kg-新鮮に減少し,飼料から牛乳への放射性セシウムの移行係数はPB摂取量の増加とともに4.77×10-3から2.61×10-3に減少した。実験2では,3頭のウシにPB添加の有無で927Bq/kg乾燥の放射性セシウム活性濃度を含む別の飼料を与えた。PB摂取は0から18.9g/日の範囲であり,平均放射性セシウム摂取量はすべての処理で15.2kBq/日であった。牛乳の放射性セシウム活性濃度は24.3から4.2Bq/kg-新鮮に減少し,FmはPB摂取量の増加とともに1.68×10-3から0.28×10-3に減少した。著者らの結果は,牛乳とFmの放射性セシウム活性濃度の両方がPBによって減少でき,Fmが食餌により影響されることを示唆する。飼料が500Bq/kg乾燥未満の放射性セシウム活性濃度を持つとしても,50Bq/kg新鮮を超える牛乳放射性セシウム活性濃度のリスクを最小化するために,ウシはPBのような吸収剤を供給するべきである。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 原子炉事故 ,  海上輸送 ,  牛乳 ,  フェルミウム ,  *乳牛 ,  福島県 ,  吸収剤
準シソーラス用語： *セシウム放射性同位体 ,  *プルシアンブルー ,  移行係数 ,  摂取量 ,  放射能濃度 ,  *福島原発事故 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： ウシ ,  福島 ,  牛乳 ,  プルシアンブルー ,  放射性セシウム ,  伝達係数

分類 (2件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  自然放射能計測・計測器  (AD08040F)

タイトルに関連する用語 (10件)： 塩 ,  プルシアンブルー ,  福島原発事故 ,  汚染 ,  飼料 ,  給与 ,  乳牛 ,  乳汁 ,  放射性セシウム ,  活性