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J-GLOBAL ID:202002291925726344   整理番号:20A0537273

フマル酸テノホビルにより治療した慢性B型肝炎患者における長期腎臓転帰に関する観察研究【JST・京大機械翻訳】

An observational study on long-term renal outcome in patients with chronic hepatitis B treated with tenofovir disoproxil fumarate
著者 (21件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 316-322  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2670A  ISSN: 1352-0504  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:慢性B型肝炎(CHB)患者において,腎機能に対するテノホビルジソプロキシールフマル酸(TDF)の長期効果は議論の余地がある。本研究は,CHBを有する韓国人患者における腎機能に及ぼすTDFの現実世界の長期的影響を分析することを目的とした。著者らは,2012年5月から2015年12月の間に,韓国のソウル,Seoulにおいて2012年5月から2015年12月の間にTDFで治療されたCHBを有する640名の治療未経験患者のコホートを分析した。平均年齢は48.3歳で,59.5%は男性であった。高血圧と糖尿病(DM)の割合はそれぞれ11.6%と14.2%であり,肝硬変の割合は20.8%であった。5年間の追跡調査の間,線形混合モデルを用いて,血清クレアチニンは0.77±0.01mg/dLから0.85±0.02mg/dL(P<0.001)に増加し,eGFRは102.6±0.6mL/分/1.73m~2から93.4±1.4mL/分/1.73m~2に減少した(P<0.001)。サブグループ分析において,eGFRは年齢>60歳(P=0.027)より60歳以上の患者において統計学的により減少し,利尿薬使用のない患者(P=0.008)よりも利尿薬使用患者において有意に減少した。多変量解析において,eGFRに対する独立危険因子は>20%がベースラインeGFR<60mL/分/1.73m2(P=0.034)および利尿薬の使用(P<0.001)であった。TDFにおけるCHB患者は,年齢>60歳で腎機能のより大きな減少を経験し,これらの特徴を持たない患者と比較して利尿薬使用を伴った。ベースラインeGFR<60mL/分/1.73m2および利尿薬の使用は,TDF療法において20%以上のeGFR低下の独立危険因子であった。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
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感染症・寄生虫症一般  ,  消化器の腫よう  ,  消化器疾患の薬物療法  ,  感染症・寄生虫症の治療 

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