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J-GLOBAL ID:202002291964868761   整理番号:20A0453448

常染色体優性多発性嚢胞腎疾患患者におけるα-リポ酸【JST・京大機械翻訳】

α-lipoic acid in patients with autosomal dominant polycystic kidney disease
著者 (15件):
資料名:
巻: 71  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0836A  ISSN: 0899-9007  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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常染色体優性多嚢胞性腎臓病(ADPKD)は,尿細管の多発性および両側性嚢胞性拡張により特徴付けられる最も一般的な遺伝的腎疾患である。高血圧,内皮機能不全,全身性炎症および促進アテローム性動脈硬化症は,疾患の非常に初期段階で見られる変化であり,心血管リスクおよび末期腎疾患への進行の両方の増加の原因となっている。本研究の目的は,対照と比較してCKDステージG2/G3腎臓病(KDIGO)のADPKD患者における全身性炎症,内皮機能不全およびアテローム性動脈硬化症の主要マーカーに及ぼす1.6gαリポ酸(ALA)の使用の影響を評価することであった。これは,ADPKDを有する59人の患者による制御された,長期的,前向き,介入研究であった。患者のうち,33名はALA(1.6g/d)で6か月間治療し,26名は対照とした。臨床的,実験室(炎症および代謝指標),機器パラメータ(内膜中膜厚(IMT),腎抵抗指数(RRI),流動媒介拡張(FMD),足首-上腕指数(ABI),および精神認知試験(ミニ精神状態検査[MMSE],ハミルトン鬱病評価尺度[HAM-D])をベースライン(T0),3か月(T1),および6か月(T2)で評価した。T1とT2でALAで治療された患者は,対照群と比較して,血清グルコース,インシュリン,ホメオスタシスモデル評価インシュリン抵抗性,および血清尿酸(それぞれP=0.013,P=0.002,P=0.002,P<0.001)の有意な減少を示し,有意に高い塩基過剰値(P<0.001)を示した。さらに,結果は,重炭酸塩(P=0.009)とFMD(P<0.001)の有意な増加とC反応性蛋白質(P<0.001)とRRI(P=0.013)の有意な減少を示した。一方,T1とT2でIMTとABIの有意差を評価しなかった。対照群と比較して6か月間ALAで治療された患者において,心理認知試験(BDI-II,HAM-D,およびMMSE)は有意に改善された(それぞれP=0.007,P<0.001,P<0.001)。ALA(P=0.039,P=0.039)で処理したADPKD患者のみにおいて,T0とT2の間に有意差が認められたが,インターロイキン-6,インターロイキン-1β,腫瘍壊死因子-α濃度に有意差は見られなかった。ADPKD患者における伝統的および非伝統的心血管危険因子の早期および注意深いモニタリングを提案する。さらに,著者らは,いくつかの副作用を有する抗炎症性および抗酸化性栄養補助食品であるALAの使用を示唆する。さらに,ADPKD患者の認知能力,心理的健康およびクオリティオブライフを評価することは,特に疾患の初期段階において重要である。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
分類
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代謝異常・栄養性疾患の治療  ,  脂質の代謝と栄養  ,  循環系の臨床医学一般  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  免疫反応一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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