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J-GLOBAL ID:202002292054584422   整理番号:20A0064362

トランスチレチンに対するS-ホモシステイニル化効果:心筋症発症の悪化【JST・京大機械翻訳】

S-Homocysteinylation effects on transthyretin: worsening of cardiomyopathy onset
著者 (16件):
資料名:
巻: 1864  号:ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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L-ホモシステイン(Hcy)は食事性メチオニンから合成される非蛋白質α-アミノ酸である。健康なヒトにおいて,高Hcyレベルは心血管疾患,脳卒中および2型糖尿病の危険因子である。最近の研究は,Hcyが安定な共有結合付加物を生成するトランスサイレチン(TTR)のCys~10と反応することを報告している。しかし,今日まで,TTR立体配座安定性に及ぼすS-ホモシステイニル化の影響は不明のままである。wt-及びL55P-TTRの立体配座特性に及ぼすHcyの影響を一連の生物物理学的手法を用いて解析した。S-ホモシステイニル化L55P-TTRの細胞毒性もHL-1心筋細胞系で評価し,心筋細胞の運動学的及び動力学的性質に及ぼす集合体の影響を心筋細胞合胞体で解析した。Hcyは四量体WT-TTRを安定化するが,L55P変異体の四量体構造を不安定化し,自己集合傾向単量体種の蓄積を促進することを見出した。本研究は,L55P-TTR変異体のS-ホモシステイニル化が蛋白質安定性を損ない,毒性単量体の出現に有利であることを示した。興味深いことに,S-ホモシステイニル化はWT-TTRではなく,変異体のみに影響した。さらに,S-ホモシステイニル化L55P-TTRの集合体が心筋細胞機能パラメータを損なうことも示した。著者らの研究は,L55P-TTR安定性に対するS-ホモシステイニル化の負の影響に関する新しい洞察を提供し,その凝集は早期発症家族性アミロイドポリニューロパシーおよび心筋症の型の原因と考えられる。これらの結果は,高ホモシステインレベルがL55P-TTR変異を有する患者におけるTTR心筋症のさらなる危険因子であることを示唆する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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生物学的機能  ,  酵素生理  ,  分子構造  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  先天性疾患・奇形一般 
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