文献

J-GLOBAL ID：202002292060036253   整理番号：20A0171311

雪国と都市【積雪期を想定した交通インフラのあり方】北海道における自動運転に関する取組みの事例紹介

著者 (1件)： 萩原亨 (北大)
資料名： 都市計画  (City Planning Review)
号： 342  ページ： 28-31  発行年： 2020年01月15日 
JST資料番号： G0227A  ISSN： 0495-9280  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・半年が冬季となり,道路交通状況の険しい北海道における,自動運転の取り組みについて紹介。
・自動運転システムに関する冬季の課題として,低ミュー路(すべり摩擦係数が低い路面),視界不良,路肩の堆雪などによる道路横断構成の変化について指摘。
・低ミュー路におけるAdaptive cruse control(ACC)の運転挙動を,路面のすべり摩擦係数から評価することを試行。
・低ミュー路におけるACCの課題,低ミュー路や公道におけるACC利用時のドライバ挙動,ドライビングシミュレータを用いたACC利用時のドライバ挙動などの課題について指摘。
・自動運転車を用いた中山間地域における人流・物流の確保に関する取り組みについて紹介。

シソーラス用語： 積雪 ,  積雪寒冷地 ,  *インフラストラクチャー ,  北海道 ,  *自動運転 ,  *事例研究 ,  冬 ,  道路交通 ,  摩擦係数 ,  路面 ,  路肩 ,  訓練用シミュレータ ,  中山間地域 ,  流動 ,  物流システム
準シソーラス用語： *交通インフラ ,  ドライビングシミュレータ ,  人流

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  運輸交通・サービス一般  (TA01010L)

引用文献 (8件)：

• 官民ITS構想・ロードマップ 2019, 2019年6月7日 高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部・官民データ活用推進戦略会議
• 加藤ら, 速度協調システム利用時にドライバがシステム介入したときの冬期の道路状況に関する研究, 自動車技術会論文集, 2019年50巻4号 p.1120-1125.
• 萩原ら, ドライビングシミュレータを用いたACC利用時の冬期路面におけるドライバのオーバーライドに関する研究, 自動車技術会論文集, 2019年50巻4号 p.1095-1101.
• 川島ら, ドライビングシミュレータを用いた冬期道路・ACC利用時のドライバの危険回避運転行動に関する研究, 自動車技術会・秋季学術講演会, 2019.
• Salimi, et al., Evaluation of Halliday's Real-Time Traction Tool (RT3) for winter road friction measurements. Presentation at the Transportation Research Board Annual Meeting January 14-17, 2014, Washington, D.C. Google Scholar.

タイトルに関連する用語 (7件)： 都市 ,  積雪期 ,  想定 ,  交通 ,  インフラ ,  北海道 ,  事例紹介