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J-GLOBAL ID:202002292388445656   整理番号:20A0969387

異なる選好機能は調和において作用する:スリコギモーリー(Poecilia mexicana)における配偶者選択とリスク獲得行動

Different preference functions act in unison: mate choice and risk-taking behaviour in the Atlantic molly (Poecilia mexicana)
著者 (3件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 215-222  発行年: 2020年 
JST資料番号: L3918A  ISSN: 0289-0771  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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要旨:リスク獲得とリスク回避行動のバリエーションは自然および/または性淘汰の目的となり得る。しかしながら,性淘汰の主な構成要素である動物の個性と配偶者選択との関連はあまり研究されていない。著者らは,(1)カダヤシ科魚類Poecilia mexicanaの雌と雄が,リスク獲得配偶パートナーを選好するのか(指向性配偶者選択),(2)または選好が個体自身の個性の選択に基づくものなのか(調和配偶)検討した。シェルターから出現する時間と未知の領域に侵入する時間を評価することで,各個体のリスク獲得行動を特徴づけた。二選択性関連嗜好性試験において,リスク獲得行動が異なるが他の表現型特徴(体サイズ,形状,および体色)の一致した潜在的な配偶パートナー2匹を呈示した。雌はリスク回避配偶パートナーよりもリスク獲得配偶パートナーに対し強い指向性選好を示したが,雄は示さなかった。同時に,雌の選好の強さは,自身のリスク獲得スコアと正に相関した。著者らの研究は,リスク獲得配偶パートナーに対する全体的な選好は,配偶者選好における(微妙な)個体バリエーションに対し,選択する側の個体自身の個性型の影響を排除しないことを示す最初のものである。より一般的には,2つの異なる選好機能が相互作用して個々の配偶者選択決定の結果を決定すると考えられる。Copyright Japan Ethological Society 2020 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
分類
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個生態学 

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