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J-GLOBAL ID:202002292622242939   整理番号:20A0197688

ペクチンリアーゼ修飾紅参抽出物は高脂肪食給餌マウスにおけるグルコース恒常性を改善する【JST・京大機械翻訳】

Pectin lyase-modified red ginseng extract improves glucose homeostasis in high fat diet-fed mice
著者 (3件):
資料名:
巻: 249  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0042A  ISSN: 0378-8741  CODEN: JETHDA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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赤人参は,糖尿病を含む様々な疾患に対する伝統的な民間薬として長く使用されてきた。最近,ペクチンリアーゼ修飾による赤色オタネニンジン抽出物の調製が開発され,GS-E3Dと命名された。本研究の目的は,マウスに高脂肪食(HFD)を給餌することにより誘導された高血糖に対するGS-E3Dの予防効果を評価することである。GS-E3Dを,6週間異なる用量(250,500または1000mg/kg/日)でC57BL/6Jマウスに経口投与した。体重と血糖を毎週モニターし,経口ぶどう糖負荷試験(OGTT)を実験の5週目に行った。血糖指標と代謝パラメータは,血清でさらに測定した。マウスへのGS-E3D処理の6週間は,HFD誘導体重増加,高血糖,高インシュリン血症および高トリグリセリド血症を有意に阻害した。特に,250,500および1000mg/kgの用量でのGS-E3D処理マウスは,HFD対照マウスと比較して,インシュリン抵抗性指数においてそれぞれ41.8%,4%および55.1%の減少を示した。OGTTは,GS-E3Dがグルコースチャレンジ後の血糖とインシュリンレベルの急上昇を著しく防止し,HFD誘導グルコースとインシュリン不耐性を改善することを明らかにした。組織学的分析はHFD給餌マウスにおける脂肪細胞の拡大を示したが,脂肪細胞肥大はGS-E3D処理マウスにおいて用量依存的に予防された。さらに,末梢グルコース取り込みレベルを全および膜グルコース輸送体タイプ4(GLUT4)蛋白質含有量により評価した場合,GS-E3DはGLUT4蛋白質発現を正常食マウスのレベルに回復させ,用量依存的に細胞膜に移行した。これらの結果は,GS-E3Dが,エピyの脂肪組織におけるインシュリン感受性を改善することにより,肥満関連の耐糖能障害を改善することを示している。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
分類
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生薬の薬理の基礎研究  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  糖質代謝作用薬の基礎研究  ,  循環系の基礎医学  ,  植物の生化学 

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