抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ごみ焼却施設の運転は不均質なごみの処理を対象としており,安定燃焼の維持には自動制御を補助するベテラン運転員の最適な手動操作が不可欠である。当社は施設の運転データであるプロセスデータ,燃焼映像と手動操作に基づくAIによる運転操作レコメンドシステムを開発し,松阪市クリーンセンター(全連続式ストーカ炉,焼却能力100t/日×2炉)においてシステムの実機運用評価を2018年8月より行っている。今回,1号炉,2018年11月1日~2020年2月29日の実機データを用い,本システムのレコメンド出力を運転員の実操作に基づくROC曲線(Receiver Operating Characteristic curve)とAUC(Area Under the Curve)の指標を用いて評価を行った。対象とした焼却炉の運転操作のうち,80%の操作でAUCが高い評価結果を得ることができた。(著者抄録)