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J-GLOBAL ID:202002294479760944   整理番号:20A0572193

RAFT重合によるトロンビン活性の増幅電気化学バイオセンシング【JST・京大機械翻訳】

Amplified Electrochemical Biosensing of Thrombin Activity by RAFT Polymerization
著者 (10件):
資料名:
巻: 92  号:ページ: 3470-3476  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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セリンプロテアーゼとして,トロンビンは凝固カスケードにおける重要な成分であり,凝固障害関連疾患の診断のための有益なバイオマーカーとしてしばしばスクリーニングされている。ここでは,シグナル増幅のための認識要素としてトロンビン特異的基質ペプチド(Tbペプチド)と可逆的付加フラグメンテーション連鎖移動(RAFT)重合を利用することにより,トロンビン活性の高感度で選択的検出のための「シグナルオン」電気化学バイオセンサを記述した。特に,カルボキシル基フリーTbペプチドはN末端システイン残基を介して金電極表面上に自己集合し,トロンビン分子の特異的認識に用いられる。Tbペプチドの蛋白質分解開裂後,カルボキシル基含有RAFT剤(4-シアノ-4-(フェニルカルボノチオイルチオ)-ペンタン酸,CPAD)はカルボキシラート-ジルコニウム-カルボキシラート化学により切断ペプチド断片の遊離カルボキシル末端に結合した。その後のRAFT重合は,各蛋白質分解部位からの高分子鎖のグラフト化をもたらし,メタクリル酸フェロセニル(FcMMA)を単量体として用いたとき,電極表面への多数の電気活性フェロセン(Fc)タグの動員を可能にした。最適条件下で,記述したトロンビンバイオセンサの検出限界は2.7μU mL(-1)(~0.062pM)と低く,10~250μU mL(-1)(R2=0.997)の範囲で線形応答を示した。結果は,バイオセンサが複雑な血清試料中のトロンビン活性の検出とトロンビン阻害剤のスクリーニングに非常に選択的で適用できることも示す。本バイオセンサは低コストで,調製が比較的容易であり,トロンビン活性の高感度で選択的な検出のための大きな有望性を示した。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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酵素一般 

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