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J-GLOBAL ID:202002296540990498   整理番号:20A1118831

テレマティクスによる精緻なリスク評価が保険契約者の選択に与える影響-市場均衡モデルに基づく分析-

Risk Evaluation Accuracy Using Telematics and Policyholders’ Coverage Selection: An Analysis Based on an Equilibrium Model
著者 (1件):
資料名:
号: 36  ページ: 5-17  発行年: 2020年03月31日 
JST資料番号: L7276A  ISSN: 1347-5304  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本稿は,インシュアテックの試みの一つとして試行されている,テレマティクスによる精緻なリスク評価が,保険契約者の選択にどのような影響を及ぼすのかを,標準的な保険市場の分離均衡モデルに基づいて明らかにしようとしたものである.テレマティクスによる被保険者のリスク評価の精緻化は,逆選択やモラルハザードの緩和により,保険市場の効率性を向上させることが期待される.しかし実際には,テレマティクスを用いても完全なリスク評価は現在のところ不可能であり,低リスク者から高リスク者への一定の保険料内部補助が残存すると考えられる.分離均衡モデルに基づく分析結果からは,内部補助要素が期待損失に対して定率で保険料に算入された場合に,高リスク者は十分な保障を伴う全部保険を選択するのに対して,低リスク者は一部保険を選好し,それが高率となれば,過小な保障を伴う保険契約しか選択しないおそれがあることが明らかとなった.いっぽうで,内部補助要素が定額で保険料に算入された場合には,その金額に関わらず,高リスク者,低リスク者ともに,全部保険が選択されることがわかった.(著者抄録)
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分類 (2件):
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生産に関する一般問題  ,  原価管理一般 

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