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J-GLOBAL ID:202002296551464894   整理番号:20A1368675

ケメリン9の急性脳室内注射は脳においてCMKLR1を介して交感神経活性化を通して全身血圧を増加させる【JST・京大機械翻訳】

Acute intracerebroventricular injection of chemerin-9 increases systemic blood pressure through activating sympathetic nerves via CMKLR1 in brain
著者 (8件):
資料名:
巻: 472  号:ページ: 673-681  発行年: 2020年 
JST資料番号: H0787A  ISSN: 0031-6768  CODEN: PFLABK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ケメリンは,G蛋白質共役受容体,ケモカイン様受容体(CMKLR)1を介して炎症および脂質代謝に関与するアディポサイトカインである。重要な核調節圧(BP)が脳に存在するので,全身BPに対するケメリン-9の急性脳室内(i.c.v.)注射の効果を検討し,基礎となる機構を検討した。対照またはCMKLR1小干渉(si)RNA処理Wistarラット(0.04nmol,3日,i.c.v.)における頚動脈カニューレ挿入法により全身BPに対するケメリン-9(10nmol/頭)の急性i.c.v.注射の影響を調べた。ウェスタンブロッティングにより脳室周囲のCMKLR1の蛋白質発現を調べた。高速液体クロマトグラフィーによる血清アドレナリンに対するケメリン-9の急性i.c.v.注射の影響を調べた。対照siRNA処理ラットでは,ケメリン-9は平均BPを有意に増加させ,注射の2~4分後にピークに達した。一方,CMKLR1siRNA処理ラットでは,ケメリン-9は平均BPに影響しなかった。CMKLR1 siRNA処理ラット由来の副鼻腔器官(SFO)および傍心室核(PVN)におけるCMKLR1の蛋白質発現は,対照siRNA処理ラットと比較して減少した。対照siRNA処理ラットにおいて,ケメリン-9は血清アドレナリンレベルを増加させた。一方,CMKLR1siRNA処理ラットでは,ケメリン-9は血清アドレナリンレベルに影響しなかった。さらに,α-アドレナリン受容体遮断薬であるプラゾシンによる前処理は,ケメリン-9により誘導される昇圧反応を有意に抑制した。要約すると,ケメリン-9はおそらくSFOとPVNで発現するCMKLR1を介して交感神経を刺激し,全身BPの増加をもたらすことを初めて示した。Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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生体防御と免疫系一般  ,  細胞生理一般 

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