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J-GLOBAL ID：202002297337151751   整理番号：20A2118843

PNIPAMの濃厚水溶液における共非溶媒性:集団および鎖動力学に及ぼすメタノールの影響【JST・京大機械翻訳】

Co-nonsolvency in concentrated aqueous solutions of PNIPAM: effect of methanol on the collective and the chain dynamics

著者 (9件)： Raftopoulos Konstantinos N. (Technische Universitaet Muenchen, Physik-Department, Fachgebiet Physik weicher Materie, James-Franck-Str. 1, 85748 Garching, Germany. [e-mail] [e-mail]) ,  Kyriakos Konstantinos ,  Nuber Matthias ,  Niebuur Bart-Jan ,  Holderer Olaf ,  Ohl Michael ,  Ivanova Oxana ,  Pasini Stefano ,  Papadakis Christine M.
資料名： Soft Matter  (Soft Matter)
巻： 16  号： 36  ページ： 8462-8472  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2327A  ISSN： 1744-683X  CODEN： SMOABF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： D_2O/CD_3OD混合物中のポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)(PNIPAM)の濃縮溶液中の高分子動力学を,1相領域で調べた。0,10および15vol%の溶媒混合物中の2つのポリマー濃度(9および25wt%)およびCD3OD含有量を選択した。温度分解動的光散乱(DLS)は集団動力学を明らかにした。2つのモード,すなわちブロブ内の高分子セグメントの高速緩和とブロブの遅い集団緩和が観察された。曇り点に近づくと,高速モードに関連した相関長はCD3OD含有量とともに増大した。それは臨界スケーリング挙動を特徴とし,それは純D_2O中の9wt%PNIPAM溶液に対する平均場挙動と一致し,他の全ての溶液に対して3DIsing挙動と一致した。遅いモードは純粋なD_2O中の9wt%PNIPAM溶液中ではそれほど強くないが,CD_3ODが添加され,25wt%溶液中の全てのCD_3OD含有量で著しく顕著であり,これは高分子間の相互作用の増強に起因すると考えられる。中性子スピンエコー分光法(NSE)は,拡散過程を示す中間構造因子における減衰を明らかにした。9wt%の高分子濃度に対して,NSEからの拡散係数はDLSで観察された高速緩和からの拡散係数と類似している。対照的に,それらは25wt%の高分子濃度を有する溶液に対して顕著に低く,これは支配的な大規模動的不均一性の影響に起因した。要約するために,共溶媒の添加は,小さな長さスケールにおける動的挙動に反映される,大規模な不均一性の増大をもたらす。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 拡散係数 ,  相互作用 ,  高分子 ,  臨界 ,  曇り点 ,  緩和現象 ,  相関長 ,  分子動力学 ,  単相 ,  動的光散乱 ,  *ポリイソプロピルアクリルアミド ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： 共溶媒 ,  *非溶媒 ,  動的不均一性 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 高分子溶液の物理的性質  (CG02013S)

物質索引 (1件)： メタノール

タイトルに関連する用語 (6件)： PNIPAM ,  水溶液 ,  非溶媒 ,  集団 ,  動力学 ,  メタノール