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J-GLOBAL ID:202002298729828073   整理番号:20A0617104

脳血流と酸素化に対するプロポフォールとセボフルラン誘発バースト抑制の効果の比較:前向き無作為化二重盲検研究【JST・京大機械翻訳】

Comparison of the Effects of Propofol and Sevoflurane Induced Burst Suppression on Cerebral Blood Flow and Oxygenation: A Prospective, Randomised, Double-Blinded Study
著者 (4件):
資料名:
巻: 135  ページ: e427-e434  発行年: 2020年 
JST資料番号: A1144A  ISSN: 1878-8750  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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薬理学的に誘発された脳波(EEG)サイレンスは,脳代謝を減少させることによって虚血期間の耐性を増加させる。脳血管拡張薬,セボフルランは,EEGサイレンスの間,脳血管収縮剤,プロポフォールより良い脳血流(CBF)と脳代謝速度(CMRO_2)を維持すると仮定した。これを検証するために,著者らはEEG(SP)の外科的平面の間のCBFとCMRO_2に及ぼすセボフルランとプロポフォールの効果とEEG(BS)に関するバースト抑制を比較した。著者らは,神経外科手術を受けている患者が,プロポフォールまたはセボフルランを受けるためにランダム化された前向き,二重盲検試験を行った。両側中大脳動脈(MCA)の平均速度(MV)と拍動性指数(PI)をCBFの代用として測定した。頚静脈酸素飽和(SjvO_2)と動静脈酸素差(AjvDO_2)を,CMRO_2を評価するために得た。この値をStudent t検定を用いた群とSPおよびBSにおける分散分析を用いた群の間で比較した。BSは,プロポフォール群においてMVを減少させ,PIを増加させた(正常側でP<0.001およびP<0.02,腫瘍側でP<0.004およびP<0.001)。セボフルラン群では有意な変化はなかった。セボフルランによるBSは,SjvO_2を増加させ(P<0.001),AjvDO_2を減少させた(P<0.001)。SPとBSにおけるプロポフォールによるSjvO_2とAjvDO_2の変化は可変であった。本研究において,セボフルランはBS中の脳酸素化に対してより安全なプロファイルを有していたが,CBFを変化させず,酸素の利用可能性を増加させることを示唆した。一方,プロポフォールは,BSにより脳血管収縮を生じた。酸素化に及ぼすプロポフォールの影響は,麻酔の外科的平面においてさえ,低いSjvO_2と高いAjvDO_2によって予測できなかった。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の疾患  ,  神経系疾患の外科療法  ,  神経系の疾患 

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