抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】肝細胞癌(HCC)における血清のヒト軟骨糖蛋白質-39(YKL-40)とAFP(AFP)の変化を評価し,血清YKL-40とAFPの併用による予後の予測価値を評価する。方法:2015年1月2016年3月当病院の128例の腹腔鏡肝切除術によるHCC患者の臨床資料を回顧性分析し、術前及び術後2d血清YKL-40、AFPレベルの変化情況を比較した。患者を3年間経過観察し,術後3年の予後を,無腫瘍生存群(予後良好群)および再発/転移/死亡群(予後不良群)に分け,両群の性別,年齢,腫瘍径,肝機能等級,腫瘍分化度などの一般資料および術前血清YKL-40を記録した。術前血清YKL-40,AFPとその併用検出によるHCC手術患者の予後予測価値を,受信者動作特性曲線(ROC曲線)を用いて評価した。結果:術後2dに,128例のHCC患者の血清YKL-40,AFPレベルは術前より低下した(P<0.05)。術後3年、再発転移なし52例(40.63%)、予後良好群、再発/転移/死亡76例(59.37%)、その中に再発/転移51例、死亡25例、予後不良群。両群の性別、年齢、腫瘍直径及び肝機能分類の比較では、統計学的有意差がなく(P>0.05)、予後良好群の腫瘍低分化率及び血清YKL-40、AFPレベルは予後不良群より明らかに低かった(P<0.05)。術前の血清YKL-40、AFP及びその連合検査はいずれもHCC手術患者の不良予後に対して高い診断効果(P<0.05)があり、感度はそれぞれ80.26%、97.37%、96.05%であり、しかも連合検査の診断価値は最も高い(AUC=0.982)。結論:腹腔鏡下肝切除術はHCC患者の血清YKL-40、AFPレベルをダウンレギュレートでき、術前血清YKL40、AFPレベルは患者の予後と密接な関係があり、連合検査は予後に対して高い診断価値があり、臨床の普及に適する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】