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J-GLOBAL ID:202002299893267592   整理番号:20A2558505

ラノラジンはNOTCH1/NRG1経路を活性化することにより糖尿病性心筋症から保護する【JST・京大機械翻訳】

Ranolazine protects against diabetic cardiomyopathy by activating the NOTCH1/NRG1 pathway
著者 (17件):
資料名:
巻: 261  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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糖尿病性心筋症(DCM)は,不整脈,心不全および突然死を引き起こす一般的な糖尿病合併症である。ラノラジンは慢性安定狭心症の治療に用いられる抗狭心症薬であり,多くの心血管疾患の有効な治療として実証されている。しかし,ラノラジンがDCMを軽減する機構は不明である。DCMラットを,ラノラジン(10,30,および90mg/kg/日)の3用量の1つで12週間治療した。ウェスタンブロットおよびqRT-PCRを用いて,B細胞リンパ腫2(Bcl-2),Bcl-2関連X蛋白質(Bax),システイニルアスパラギン酸特異的プロテイナーゼ-3(カスパーゼ-3),Notch相同体1(NOTCH1)およびニューレグリン1(NRG1)発現を測定した。心臓変化は,心エコー検査,CT,HE染色,およびマッソントリクローム染色を使用して分析した。TUNEL染色とフローサイトメトリーを用いて,細胞アポトーシスを検出した。NOTCH1阻害剤(DAPT)を用いてラノラジンの機構を調べた。DCM群と比較して,ラノラジン群は明らかな体重減少がなく,血糖レベルを有意に減少させた。ラノラジンは糖尿病による心臓傷害を抑制した。ラノラジンはまたアポトーシス細胞数を減少させ,アポトーシス関連mRNAと蛋白質の発現を変化させた。ラノラジン誘導NOTCH1はNRG1を活性化し,下流アポトーシス関連経路を阻害したが,DAPTはラノラジン誘導NOTCH1とNRG1発現を部分的に阻害した。著者らの知る限り,この研究は,ラノラジンがNOTCH1/NRG1シグナリング経路の活性化によりDCMが誘導するアポトーシスに対し保護することを示す最初のものである。さらに,著者らの研究はDCMに関与する新しい機構を同定した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  循環系の基礎医学 

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