特許
J-GLOBAL ID:202003000211544094
屋根上設置物の取付構造
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
前田 勘次
, 大矢 正代
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-161710
公開番号(公開出願番号):特開2018-031114
特許番号:特許第6741290号
出願日: 2016年08月22日
公開日(公表日): 2018年03月01日
請求項(抜粋):
【請求項1】 屋根上設置物を屋根に取付けるための屋根上設置物の取付構造であって、
屋根の構造材に取付けられる固定部材と、
該固定部材に対して上方から被せられている板状の板金屋根材と、
該板金屋根材を間にして前記固定部材に載置される屋根上設置物を取付けるための雄ネジ部を有しているボルト部材と、
前記雄ネジ部に螺合されており、前記固定部材と前記板金屋根材とを前記ボルト部材とで締結しているナット部材とを具備し、
前記固定部材は、
平板状のベース部と、
該ベース部から互いに間隔をあけて上方へ延出している一対の立壁部と、
一対の該立壁部の夫々の上端から互いに接近する方向へ延出しており、先端同士の間に一定の間隔の開口部を形成している一対の天壁部と
を備え、断面形状が単一であり、
前記板金屋根材は、
下端から上方へ向かうに従って互いに離隔しており、上端辺同士の間隔が前記開口部の間隔よりも広い案内部と、
該案内部の夫々の上端辺から上方へ延出しており、上辺同士の間隔が前記開口部の間隔よりも狭い一対の変形部と、
一対の該変形部の夫々の上辺から互いに離隔する方向へ水平に延びている一対の天部と、
一対の該天部の夫々の先端辺から下方へ延出している一対の側部と、
一対の該側部の夫々の下端辺から互いに離隔する方向へ水平に延びている一対の平面部と
を備え、断面形状が単一で金属板を屈曲させて形成されており、前記案内部及び一対の前記変形部が、弾性変形させられて上方から前記開口部を通して一対の前記立壁部の間に挿入されていると共に、一対の前記天部が、一対の前記天壁部の上面に夫々当接しており、
前記ボルト部材は、
平行な二辺の長さが、前記開口部の間隔よりも長く前記案内部の上端辺同士の間隔よりも短い多角形の平板状で、中央から上方へ前記雄ネジ部が突出している基板部を備え、
該基板部の平行な二辺が延びている長手方向を、一対の前記立壁部が対向している方向へ向けた状態で、一対の該立壁部の間に挿入されている前記案内部と一対の前記変形部とで囲まれている空間内に、前記基板部が挿入されていると共に、一対の前記変形部及び一対の前記天壁部の間を通って前記雄ネジ部が上方へ突出しており、該雄ネジ部に螺合されている前記ナット部材の締付けによる前記基板部の上昇によって、一対の前記変形部が変形させられて一対の前記天壁部の夫々の下面に当接している
ことを特徴とする屋根上設置物の取付構造。
IPC (3件):
E04D 13/00 ( 200 6.01)
, E04D 13/18 ( 201 8.01)
, H02S 20/23 ( 201 4.01)
FI (3件):
E04D 13/00 ETD K
, E04D 13/18
, H02S 20/23 B
前のページに戻る