特許
J-GLOBAL ID:202003000236496183

酸化ジルコニウム粒子の水分散液と有機溶媒分散液の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-157966
公開番号(公開出願番号):特開2020-033194
出願日: 2018年08月27日
公開日(公表日): 2020年03月05日
要約:
【課題】酸化ジルコニウム粒子を高濃度で含んでいても、透明性にすぐれ、低粘度であるうえに、特に、環境温度に関わらずに、長期間にわたる保存安定性にすぐれる酸化ジルコニウム粒子の水分散液と有機溶媒分散液のそれぞれの製造方法を提供する。【解決手段】本発明によれば、オキシ塩化ジルコニウムを水中にて塩基性物質と反応させて、酸化ジルコニウム粒子を含むpH8.6〜9.6の範囲である第1の水スラリーを得る第1工程、上記第1の水スラリーを濾過し、水洗した後、水にリパルプして、第2の水スラリー得、上記第2の水スラリーにジルコニウム1モル部に対して有機酸1モル部以上を加えて、ジルコニウム粒子の重量に対する塩素イオン含有率が5000〜20000ppmの範囲である第3の水スラリーを得る第2工程、上記第3の水スラリーを水熱処理して、酸化ジルコニウム粒子水分散液前駆体を得る第3工程、及び上記酸化ジルコニウム粒子水分散液前駆体を限外濾過によって洗浄して、酸化ジルコニウム粒子の重量に対する塩素イオン含有率が1500〜7000ppmの範囲である酸化ジルコニウム粒子水分散液を得る第4工程を含む、酸化ジルコニウム粒子水分散液の製造方法が提供される。安定化元素を含む安定化酸化ジルコニウム粒子の水分散液も同様にして得ることができる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
オキシ塩化ジルコニウムを水中にて塩基性物質と反応させて、酸化ジルコニウム粒子を含むpH8.6〜9.6の範囲である第1の水スラリーを得る第1工程、 上記第1の水スラリーを濾過し、水洗した後、水にリパルプして、酸化ジルコニウム粒子を含む第2の水スラリーを得、上記第2の水スラリーにジルコニウム1モル部に対して有機酸1モル部以上を加えて、酸化ジルコニウム粒子の重量に対する塩素イオン含有率が5000〜20000ppmの範囲である第3の水スラリーを得る第2工程、 上記第3の水スラリーを水熱処理して、酸化ジルコニウム粒子水分散液前駆体を得る第3工程、及び 上記酸化ジルコニウム粒子水分散液前駆体を限外濾過によって洗浄して、酸化ジルコニウムの重量に対する塩素イオン含有率が1500〜7000ppmの範囲である酸化ジルコニウム粒子水分散液を得る第4工程 を含む、酸化ジルコニウム粒子水分散液の製造方法。
IPC (1件):
C01G 25/02
FI (1件):
C01G25/02
Fターム (8件):
4G048AA02 ,  4G048AA03 ,  4G048AB02 ,  4G048AB08 ,  4G048AD03 ,  4G048AD10 ,  4G048AE05 ,  4G048AE06

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