特許
J-GLOBAL ID:202003000416541446

コーティング膜付きガラス板およびそれを形成するための組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 耕一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-242154
公開番号(公開出願番号):特開2020-105022
出願日: 2018年12月26日
公開日(公表日): 2020年07月09日
要約:
【課題】黄色系への着色を抑制しながら波長400nm近傍の光の透過率を低下させることができるコーティング膜を形成したガラス板を提供する。【解決手段】ガラス板1の主表面に形成したコーティング膜2が、主成分である酸化ケイ素と、紫外線吸収能を付与する添加剤として有機化合物Aとを含むコーティング膜付きガラス板とする。有機化合物Aは、2-フェニルベンゾトリアゾール骨格と、この骨格に接続している少なくとも1つのチオ有機基とを含む分子構造を有する。チオ有機基は、有機基をRとしたときに、-S-Rにより示される基である。チオ有機基は、例えば、水素原子の置換基を有していてもよいチオアルキル基、または水素原子の置換基を有していてもよいチオアリール環基である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
紫外線吸収能を付与する添加剤を含有するガラス質コーティング膜付き輸送機材用ガラス板であって、 ガラス板と、前記ガラス板の主表面に接したコーティング膜と、を有し、 前記コーティング膜が、主成分である酸化ケイ素と、前記添加剤と、を含み、 前記添加剤が有機化合物Aを含み、 前記有機化合物Aが、2-フェニルベンゾトリアゾール骨格と、前記2-フェニルベンゾトリアゾール骨格に接続された少なくとも1つのチオ有機基と、を含む分子構造を有する、ガラス板。 ただし、前記チオ有機基は、有機基をRとしたときに、-S-Rにより示される基である。
IPC (3件):
C03C 17/25 ,  B32B 17/06 ,  B60J 1/00
FI (3件):
C03C17/25 A ,  B32B17/06 ,  B60J1/00 H
Fターム (16件):
4F100AA20B ,  4F100AG00A ,  4F100AH03B ,  4F100AH04B ,  4F100BA02 ,  4F100BA07 ,  4F100CA07B ,  4F100DE01B ,  4F100JD09 ,  4F100JN28 ,  4F100YY00B ,  4G059AA01 ,  4G059AC07 ,  4G059EA05 ,  4G059EA18 ,  4G059EB05
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る