特許
J-GLOBAL ID:202003000522765680

耐圧シール付玉軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鎌田 直也 ,  鎌田 文二 ,  中谷 弥一郎 ,  田川 孝由
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-180369
公開番号(公開出願番号):特開2020-051494
出願日: 2018年09月26日
公開日(公表日): 2020年04月02日
要約:
【課題】耐圧性を確保しながら、軸受内部で潤滑不足が生じるのを防止することが可能な耐圧シール付玉軸受を提供する。【解決手段】内輪シール溝12を、側壁面23と、その側壁面23の径方向内端から軸方向外方に延びて内輪3の軸方向端面に至る円筒面24とからなる断面L字状の溝とし、シールリップ22の芯金20の軸方向内側の側面への接着部分の径方向長さaに対する、芯金20の軸方向内側の側面からシールリップ22の側壁面23に対する接触位置までの軸方向長さbの比(b/a)を、1.2≦(b/a)≦2.0とする。【選択図】図3
請求項(抜粋):
外輪(2)と、 前記外輪(2)の内側に同軸に配置された内輪(3)と、 前記外輪(2)と前記内輪(3)の間に形成される環状空間(4)に周方向に間隔をおいて組み込まれた複数の玉(5)と、 前記外輪(2)の内周に固定して取り付けられ、前記環状空間(4)の軸方向の端部開口を塞ぐ環状のシール部材(7)とを有し、 前記内輪(3)の外周には、前記玉(5)が転がる内輪軌道溝(11)と、前記シール部材(7)の内径側端部を周方向に移動可能に収容する内輪シール溝(12)と、前記内輪軌道溝(11)と前記内輪シール溝(12)の間に位置する内輪肩部(13)とが形成され、 前記内輪シール溝(12)は、前記内輪肩部(13)から軸方向外側に向かって小径となるように形成された軸方向外側を向く環状の側壁面(23)を有し、 前記シール部材(7)は、金属板からなる環状の芯金(20)と、その芯金(20)に接着して設けられ、前記内輪シール溝(12)の前記側壁面(23)に摺接するように前記芯金(20)の内径側端部から軸方向内側に延び出すゴム製のシールリップ(22)とを有し、 前記芯金(20)の径方向内端が前記内輪シール溝(12)内に位置するように前記芯金(20)の内径Yが前記内輪肩部(13)の径Xよりも小径とされた耐圧シール付玉軸受において、 前記シールリップ(22)の前記側壁面(23)に対する接触位置が、前記芯金(20)の径方向内端よりも径方向内側にくるように前記シールリップ(22)を径方向内側に傾斜して形成し、 前記内輪シール溝(12)は、前記側壁面(23)と、その側壁面(23)の径方向内端から軸方向外方に延びて前記内輪(3)の軸方向端面に至る円筒面(24)とからなる断面L字状の溝とし、 前記シールリップ(22)の前記芯金(20)の軸方向内側の側面への接着部分の径方向長さaに対する、前記芯金(20)の軸方向内側の側面から前記シールリップ(22)の前記側壁面(23)に対する接触位置までの軸方向長さbの比(b/a)が、1.2≦(b/a)≦2.0の関係を満たすことを特徴とする耐圧シール付玉軸受。
IPC (3件):
F16C 33/78 ,  F16C 19/06 ,  F16C 33/64
FI (3件):
F16C33/78 D ,  F16C19/06 ,  F16C33/64
Fターム (36件):
3J216AA02 ,  3J216AA12 ,  3J216AB04 ,  3J216BA06 ,  3J216BA11 ,  3J216BA21 ,  3J216BA30 ,  3J216CA01 ,  3J216CA05 ,  3J216CB03 ,  3J216CB12 ,  3J216CB19 ,  3J216CC03 ,  3J216CC17 ,  3J216CC33 ,  3J216CC70 ,  3J216DA01 ,  3J216DA11 ,  3J216EA09 ,  3J216GA03 ,  3J701AA02 ,  3J701AA32 ,  3J701AA42 ,  3J701AA52 ,  3J701AA62 ,  3J701BA53 ,  3J701BA54 ,  3J701BA56 ,  3J701BA73 ,  3J701BA78 ,  3J701FA32 ,  3J701FA60 ,  3J701GA11 ,  3J701GA29 ,  3J701XB03 ,  3J701XB26

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