特許
J-GLOBAL ID:202003001407487427

内視鏡用フード組立体、並びに、内視鏡用フード組立体に用いられる内視鏡用フード及び牽引用部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): めぶき国際特許業務法人 ,  松尾 誠剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-136313
公開番号(公開出願番号):特開2020-010911
出願日: 2018年07月20日
公開日(公表日): 2020年01月23日
要約:
【課題】内視鏡を用いて体内組織の被牽引部位を牽引する際に、従来に比べてより円滑な牽引を支援することができる内視鏡用フード組立体を提供する【解決手段】 内視鏡用フード組立体1は、ループ部120を複数有し、一端側がループ部に掛けられたクリップにより体内組織の被牽引部位にクリッピングされて他端側から当該被牽引部位を牽引することができるよう構成された牽引用部材100と、内視鏡挿入部の先端部621が嵌合する略円筒状の内視鏡用フード200と、を備える。内視鏡用フード200には、牽引用部材100が収容される牽引用部材収容部220、及び、該牽引用部材収容部220に接続された第3開口部203が設けられている。牽引用部材100の引出用掛部140が内視鏡挿入部の先端面621よりも前方の位置となるように内視鏡用フード200の係止部230において係止されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内視鏡挿入部の先端部に装着される内視鏡用フード組立体であって、 クリップの爪に掛けることができるループ部を複数有し、全体として長尺状をなしており、一端側が前記ループ部に掛けられた前記クリップにより体内組織の被牽引部位にクリッピングされて他端側から当該被牽引部位を牽引することができるよう構成された牽引用部材と、 前記内視鏡挿入部の前記先端部が嵌合する側となる第1開口部、及び、該第1開口部の側が前記内視鏡挿入部の前記先端部に嵌合されたときに前記先端部の鉗子口から突出する処置具が出入する側となる第2開口部を有する略円筒状の内視鏡用フードと、を備え、 前記内視鏡用フードには、前記牽引用部材が収容される牽引用部材収容部、及び、該牽引用部材収容部に接続された第3開口部が設けられており、 前記牽引用部材の少なくとも一部は前記牽引用部材収容部に収容されており、 さらに前記牽引用部材は、前記内視鏡用フード組立体が前記内視鏡挿入部の前記先端部に装着されたときに前記牽引用部材の引出用掛部が前記内視鏡挿入部の先端面よりも前方の位置となるように前記内視鏡用フードの係止部において係止されており、 前記鉗子又は前記クリップの爪が前記牽引用部材の前記引出用掛部を引掛けて前進したときに、前記牽引用部材収容部に収容された前記牽引用部材の一部が前記第3開口部より引き出されるように構成されている、 ことを特徴とする内視鏡用フード組立体。
IPC (1件):
A61B 1/00
FI (1件):
A61B1/00 651
Fターム (1件):
4C161GG22

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