特許
J-GLOBAL ID:202003002331988401

焼入熱処理装置、および焼入液の冷却特性をインラインでスマート制御する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大上 寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-207078
公開番号(公開出願番号):特開2020-056092
出願日: 2018年11月02日
公開日(公表日): 2020年04月09日
要約:
【課題】焼入液の冷却特性をインラインでスマート制御する焼入れ熱処理方法、装置の提供。【解決手段】ワークを予熱保温後に保温処理するステップと、焼入液を加え、使用された焼入液の冷却特性と熱交換係数を測定し、焼入液の成分と温度を適切に修正するステップと、ワークを焼入槽1内に浸し、冷却を始め、焼入液を継続して補充し、焼入槽内の内部循環均温装置15を起動して温度を均一にし、焼入液の温度が1〜5度の温度上昇範囲に保たれるようにするステップと、その後、内部循環速度を変更し、焼入液におけるポリマーを溶液から迅速に析出させ、ワーク表面にポリマー薄膜を形成するよう促すステップと、焼入槽1からワークを取り出すステップと、を有する焼入れ熱処理方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
焼入槽、補助槽、および制御盤を有し、 焼入槽の底部には焼入剤を加熱するための加熱板(一)が設けられ、 焼入槽内には内部循環均温装置が設けられ、 焼入槽の上側頂部には焼入剤の温度を測定する温度センサ(一)、および焼入剤の熱交換係数を測定する熱交換係数センサが設けられ、 焼入槽の上側頂部にはワーク入口が設けられ、 補助槽の底部には焼入剤を加熱するための加熱板(二)が設けられ、 補助槽と焼入槽との間には焼入槽と補助槽の温度を均衡させる外部循環均温装置が設けられ、 補助槽の上側頂部には焼入剤の温度を測定する温度センサ(二)が設けられ、 補助槽の側壁には焼入剤を冷却する冷却モジュールが設けられ、 制御盤内にはタッチパネル、産業用コンピュータ、PLCコントローラ、温度制御モジュール、データ取得ボードが設けられ、 産業用コンピュータは、USBデータケーブルによりタッチパネル、およびPLCコントローラにそれぞれ電気的に接続され、 PLCコントローラは、温度制御モジュール、データ取得ボード、内部循環均温装置、外部循環均温装置、および冷却モジュールにそれぞれ電気的に接続され、 温度制御モジュールは、温度センサ(一)、および温度センサ(二)にそれぞれ電気的に接続され、 データ取得ボードは、熱交換係数センサに電気的に接続される、ことを特徴とする焼入熱処理装置。
IPC (4件):
C21D 1/64 ,  C21D 1/60 ,  C21D 1/18 ,  C21D 1/70
FI (4件):
C21D1/64 ,  C21D1/60 A ,  C21D1/18 U ,  C21D1/70 E
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (6件)
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