特許
J-GLOBAL ID:202003002521352112

排ガス脱塩装置及び排ガス脱塩方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人森本国際特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-092215
公開番号(公開出願番号):特開2017-200668
特許番号:特許第6700952号
出願日: 2016年05月02日
公開日(公表日): 2017年11月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】 燃焼排ガスの除塵処理を行う集塵器において前記燃焼排ガス中に含まれる酸性ガスを除去する排ガス脱塩装置であって、 前記集塵器の上流側において前記燃焼排ガスに脱塩剤を供給する脱塩剤供給部と、 前記集塵器の下流側において前記燃焼排ガス中に含まれる酸性ガスの濃度を計測する酸性ガス濃度計測部と、 前記集塵器の下流側において前記燃焼排ガスの流量を計測する燃焼排ガス流量計測部と、 前記脱塩剤供給部における前記脱塩剤の供給を制御する制御部と、 を備え、 前記制御部は、 前記酸性ガス濃度計測部により計測される酸性ガスの濃度に基づいて、前記集塵器の上流側の前記燃焼排ガス中に含まれる酸性ガスの濃度を推算する酸性ガス濃度推算手段と、 前記酸性ガス濃度推算手段により推算される前記集塵器の上流側の前記燃焼排ガス中に含まれる酸性ガスの濃度と、前記燃焼排ガス流量計測部によって計測される集塵器の下流側での燃焼排ガスの流量と、に基づいて、前記脱塩剤供給部における前記脱塩剤の供給量を算出する脱塩剤供給量算出手段と、 を備え、 前記脱塩剤供給量算出手段により算出される前記脱塩剤の供給量は、前記脱塩剤の当量比と前記燃焼排ガスの脱塩率との関係と、前記酸性ガス濃度推算手段により推算される前記集塵器の上流側の前記燃焼排ガス中に含まれる酸性ガスの濃度と、前記燃焼排ガス流量計測部によって計測される集塵器の下流側での燃焼排ガスの流量と、に基づいて算出される前記脱塩剤の供給量であり、 前記脱塩剤供給量算出手段は、前記酸性ガス濃度計測部によって計測される酸性ガスの濃度の移動平均値と、集塵器の下流側での目標とする酸性ガスの濃度と、を比較し、両者の差が所定の範囲に収束するように、前記脱塩剤の当量比と前記燃焼排ガスの脱塩率との関係を補正することにより、前記脱塩剤供給部における前記脱塩剤の供給量を算出すること を特徴とする排ガス脱塩装置。
IPC (4件):
B01D 53/83 ( 200 6.01) ,  B01D 53/68 ( 200 6.01) ,  B01D 53/14 ( 200 6.01) ,  B01D 53/30 ( 200 6.01)
FI (4件):
B01D 53/83 ZAB ,  B01D 53/68 100 ,  B01D 53/14 100 ,  B01D 53/30
引用特許:
審査官引用 (6件)
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