特許
J-GLOBAL ID:202003002572771322

結晶性生体分子を対象にする方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山本 秀策 ,  森下 夏樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-550646
公開番号(公開出願番号):特表2020-511466
出願日: 2018年03月14日
公開日(公表日): 2020年04月16日
要約:
結晶性生体分子、例えば結晶性抗体、を含む組成物を調製する方法が本明細書中で開示される。代表的な実施形態において、本方法は、例えば、緩衝液を交換するため、及び/又は溶液中で結晶性生体分子を濃縮するために、例えば向流遠心分離を使用して、結晶性生体分子の動床を形成させることを含む。また、試料中で結晶性生体分子及び/又は非晶質生体分子を検出する方法も提供される。代表的な実施形態において、結晶性生体分子を含む組成物を調製する方法は、注入口及び排出口を含む回転チャンバーにおいて結晶性生体分子の流動床を形成させることを含む。
請求項(抜粋):
結晶性生体分子を含む組成物を調製する方法であって、 a)注入口及び排出口を含む回転チャンバーにおいて結晶性生体分子の流動床を形成させ、実質的に水平な軸の周囲で前記チャンバーを回転させて、前記チャンバー中で遠心力(Fcentrifugal)を生成させることによって前記流動床が生成され、前記Fcentrifugalの方向とは逆方向に、及びFcentrifugalを相殺する力(FFR1)を有する第1の流速(FR1)で、前記注入口を通じて第1の溶液の第1の流れを流動させ、結晶化生体分子の流動床の形成を実質的に維持しながら前記チャンバーから前記第1の溶液を回収することと; b)段階(i)、(ii)又は(iii): i.結晶化生体分子の流動床の形成を実質的に維持しながら前記第1の溶液の第1の流れを置き換えるために第2の溶液の第2の流れを流動させること; ii.Fcentrifugal未満である力(FFR2)を有する第2の流速(FR2)にFR1を変化させることによって、又はFFR1よりも大きいレベルまでFcentrifugalを上昇させるために前記チャンバーの回転速度を上昇させることによって、前記チャンバーの領域内で前記結晶化生体分子を濃縮すること; iii.段階(i)及び段階(ii)の組み合わせ を実施することと; c)前記チャンバーから前記結晶性生体分子を除去するためにFcentrifugalの方向に対して平行である方向に、前記排出口を通じて前記チャンバーに第2の流れを流動させることと、 を含む、方法。
IPC (2件):
C07K 1/30 ,  C07K 16/00
FI (2件):
C07K1/30 ,  C07K16/00
Fターム (12件):
4H045AA10 ,  4H045AA11 ,  4H045AA20 ,  4H045AA30 ,  4H045BA10 ,  4H045CA40 ,  4H045DA75 ,  4H045EA20 ,  4H045EA50 ,  4H045GA05 ,  4H045GA15 ,  4H045GA40
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
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