特許
J-GLOBAL ID:202003002996642417

遠心式送風機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ゆうあい特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-216354
公開番号(公開出願番号):特開2020-084817
出願日: 2018年11月19日
公開日(公表日): 2020年06月04日
要約:
【課題】フィルタの圧力損失を低減することの可能な遠心式送風機を提供する。【解決手段】フィルタ20から分離筒60の空気導入板61に流れる空気は、分離筒60の筒状部63の内側を通り、羽根車30を介して下通風路46に流れる。また、フィルタ20から分離筒60の空気導入板61を除く領域に流れる空気は、分離筒60の筒状部63の外側を通り、羽根車30を介して上通風路45に流れる。ここで、フィルタ20から上通風路45に空気が流れる流路のうち空気導入板61の外縁64を含み羽根車30の回転軸301に平行な仮想平面VSを定義する。仮想平面VS上の流路断面において、分離筒60を挟んでノーズ部41に近い側の流路断面を第1開口部71、ノーズ部41から遠い側の流路断面を第2開口部72と呼ぶ。第1開口部71の流路断面積は、第2開口部72の流路断面積より大きく構成されている。【選択図】図4
請求項(抜粋):
内外気二層流式の空調装置に適用され、車室内空気と車室外空気を区分しつつ同時に吸入することが可能な片側吸込式の遠心式送風機であって、 車室外空気が導入される外気導入口(11)と車室内空気が導入される内気導入口(12、13)とを有する内外気箱(10)と、 前記内外気箱に導入された空気に含まれる異物を捕集するフィルタ(20)と、 モータ(31)の駆動により回転し、前記フィルタを通過した空気を回転軸方向の一方から吸入し、径方向外側に吹き出す羽根車(30)と、 前記羽根車の径方向外側を囲い、外周の一部に設けられたノーズ部(41)から周方向の一方に向かい次第に流路面積が拡大する通風路(42)を形成するスクロールケーシング(40)と、 前記スクロールケーシングのうち前記羽根車の回転軸方向の一方の端面(49)に設けられ、前記羽根車への空気の吸込口を形成する環状のベルマウス(50)と、 前記羽根車の径方向外側に形成される前記通風路を前記羽根車の軸方向の一方の上通風路(45)と軸方向の他方の下通風路(46)とに仕切る仕切壁(44)と、 前記羽根車と前記フィルタとの間の領域の一部に設けられる空気導入板(61)、および前記空気導入板に形成される空気入口部(62)から前記羽根車の径方向内側を通って径方向外側に拡がる形状の筒状部(63)を有する分離筒(60)と、を備え、 前記フィルタから前記空気導入板に流れる空気が前記空気入口部から前記筒状部の内側を通り前記羽根車を介して前記下通風路に流れ、前記フィルタから前記空気導入板を除く領域に流れる空気が前記筒状部の外側を通り前記羽根車を介して前記上通風路に流れるように構成されており、 前記フィルタから前記上通風路に空気が流れる流路のうち前記空気導入板の外縁(64)を含み前記羽根車の回転軸に平行な仮想平面(VS)上の流路断面において、前記分離筒を挟んで前記ノーズ部に近い側の流路断面を第1開口部(71)、前記ノーズ部から遠い側の流路断面を第2開口部(72)と呼ぶとき、前記第1開口部の流路断面積は前記第2開口部の流路断面積より大きく構成されている遠心式送風機。
IPC (3件):
F04D 29/44 ,  F04D 29/28 ,  F04D 29/70
FI (4件):
F04D29/44 P ,  F04D29/28 H ,  F04D29/70 L ,  F04D29/44 U
Fターム (23件):
3H130AA13 ,  3H130AB07 ,  3H130AB26 ,  3H130AB42 ,  3H130AB57 ,  3H130AC11 ,  3H130AC13 ,  3H130BA66A ,  3H130BA66Z ,  3H130BA68A ,  3H130BA68Z ,  3H130BA72A ,  3H130BA72Z ,  3H130CA02 ,  3H130CA03 ,  3H130CA04 ,  3H130CA09 ,  3H130CA10 ,  3H130DA02Z ,  3H130DD01Z ,  3H130DJ02X ,  3H130EA06A ,  3H130EB04A
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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