特許
J-GLOBAL ID:202003003021805184

エンジンシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人コスモス国際特許商標事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-155938
公開番号(公開出願番号):特開2020-029820
出願日: 2018年08月23日
公開日(公表日): 2020年02月27日
要約:
【課題】ハイブリッド車においてエンジン定常運転時に吸気量が変動しても吸気量に応じ算出される要求ポンプ回転数の変動を抑え、エンジンへのベーパ供給過剰を抑えること。【解決手段】ハイブリッド車のエンジンシステムは、吸気通路3、インジェクタ8、蒸発燃料処理装置30、ベーパ濃度センサ47、エアフローメータ41及び電子制御装置(ECU)50を備える。装置30は、燃料タンク5で発生するベーパをキャニスタ21に捕集し、パージ弁24とパージポンプ25を設けたパージ通路23を介して吸気通路3へパージする。ECU50は、定常運転時にエンジン1へ供給される燃料をインジェクタ8により調節し、ベーパのパージ流量を調節するためにパージ弁24を開弁し、吸気量が上限吸気量より多くなる場合は、検出吸気量の上限を上限吸気量に制限し、上限吸気量とベーパ濃度に基づき算出される要求ポンプ回転数に基づきパージポンプ25を制御する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
シリーズ方式のハイブリッド車に搭載されるエンジンシステムであって、 エンジンと、 前記エンジンに吸気を導入するための吸気通路と、 前記エンジンに燃料を供給するための燃料供給手段と、 前記エンジンに供給される前記燃料を貯留するための燃料タンクと、 前記燃料タンクで発生する蒸発燃料をキャニスタに一旦捕集し、パージ弁とタービン式のパージポンプが設けられたパージ通路を介して前記吸気通路へパージして処理する蒸発燃料処理装置と、 前記吸気通路へパージされる前記蒸発燃料の濃度を検出するための蒸発燃料濃度検出手段と、 前記吸気通路を流れる吸気量を検出するための吸気量検出手段と、 前記燃料供給手段、前記パージ弁及び前記パージポンプを制御するための制御手段と を備え、前記制御手段は、前記エンジンの運転時に、前記エンジンに供給される前記燃料を調節するために前記燃料供給手段を制御し、前記吸気通路へパージされる前記蒸発燃料を調節するために前記パージ弁を開弁すると共に、検出される前記吸気量と検出される前記蒸発燃料の濃度とに基づき要求ポンプ回転数を算出し、算出される前記要求ポンプ回転数に基づき前記パージポンプを制御するように構成されたエンジンシステムにおいて、 前記制御手段は、前記エンジンの定常運転時に、前記吸気量が所定の上限吸気量より多くなる場合は、検出される前記吸気量の上限を前記上限吸気量に制限し、前記要求ポンプ回転数を前記上限吸気量と前記蒸発燃料の濃度とに基づき算出する ことを特徴とするエンジンシステム。
IPC (1件):
F02M 25/08
FI (2件):
F02M25/08 301V ,  F02M25/08 P
Fターム (12件):
3G144BA10 ,  3G144BA16 ,  3G144DA02 ,  3G144DA07 ,  3G144DA08 ,  3G144DA09 ,  3G144EA03 ,  3G144EA29 ,  3G144FA08 ,  3G144FA22 ,  3G144FA28 ,  3G144GA22

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