特許
J-GLOBAL ID:202003003089372383

被検レンズの多機能式枠型保持ユニットを備えた光学機器装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-238140
公開番号(公開出願番号):特開2020-101605
出願日: 2018年12月20日
公開日(公表日): 2020年07月02日
要約:
【課題】形態の異なる被検レンズに対するセンタリング機能と同期的な拡縮機能及びX軸方向のスライド移動と傾動機能、並びにY軸方向への移動機能を備えた多機能な枠型保持ユニットを具備して成る光学機器装置に関し、光学機器装置の低床化を果すと共に、X軸方向へのスライド操作並びに傾動操作、及びY軸方向の移動操作を可能にする多機能化された被検レンズの枠型保持ユニットを具備した光学機器装置を提供する。【解決手段】枠入れされた眼鏡レンズや丸レンズ等の被検レンズに対するX軸方向へのスライド自在なフレーム部材7及び、対称的に配置された保持アーム部材11a,b等から構成された枠型保持ユニットにおける保持アーム部材のセンタリング機能と同期的な拡縮機能を自動的に回避可能とする緩衝機能を設けて、Y軸方向の移動操作を可能にする。【選択図】図4
請求項(抜粋):
眼鏡フレームに枠入れされた眼鏡レンズ及び未加工の丸レンズを被検レンズとする共用 型の光学機器装置であって、当該光学機器本体の基部の所定の高さ位置または本体前面部 の所定の高さ位置において、X軸方向のガイド溝を有する取付ブラケットを光源または光 軸に対し左右方向となるX軸に沿って設置する一方、当該取付ブラケットのガイド溝に嵌 合するスライド支持軸を長手方向の中央付近に突設してなる枠型フレーム部材と、眼鏡フ レーム受部及び丸レンズ受部が形成された保持パッド部を有する左右二組の保持アーム部 材により、枠型保持ユニットの骨格を構成し、当該枠型保持ユニットにおける保持アーム 部材は、上記枠型フレーム部材の枠型中心に対して対称的に配置され、左右の各組毎に保 持パッド部が互いに接近するようバネ付勢されてなるセンタリング機構及び、保持アーム 部材の基端におけるセクターギヤの噛み合いを介して、上記左右の保持パッド部相互の間 隔が同期的に拡縮操作自在な拡縮機構として構成されてなると共に、当該枠型保持ユニッ トにより眼鏡フレームのテンプルを下方に向けたまま保持する一方、丸レンズも枠内中央 に夫々センタリング保持し、かつこれ等被検レンズを枠型保持ユニットごと、上記スライ ド支持軸を介してガイド溝に沿ってX軸方向にスライド操作自在に、またガイド溝内の任 意位置において右方向または左方向に傾動操作自在に枠型保持ユニットの各機能が構成さ れてなり、更に上記保持アーム部材により被検レンズを保持したまま、センタリング位置 から枠型フレーム部材の囲み枠内において、光軸に対し前後方向となるY軸方向へと、適 宜移動操作自在に構成してなる共用型の多機能式枠型保持ユニットを具備したことを特徴 とする光学機器装置。
IPC (2件):
G02C 13/00 ,  G01M 11/02
FI (2件):
G02C13/00 ,  G01M11/02 B
Fターム (2件):
2G086HH02 ,  2H006DA05
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • レンズ特性測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-240334   出願人:株式会社ニデック
  • レンズメータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-316812   出願人:株式会社トプコン
  • レンズメータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-019445   出願人:株式会社トプコン

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