特許
J-GLOBAL ID:202003003116532436

熱間圧延ラインのウェッジ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 高田 守 ,  高橋 英樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-134420
公開番号(公開出願番号):特開2020-011256
出願日: 2018年07月17日
公開日(公表日): 2020年01月23日
要約:
【課題】ウェッジのダイナミック制御を実施中に、圧延が不安定となるのを抑制しつつ、目標とするウェッジを達成する。【解決手段】熱間圧延ラインのウェッジ制御置は、以下の構成を備える。レベリング量計算部1aは、各スタンドの制御操作端42の基準レベリング量ΔSiSETを計算する。トラッキング部1eは、被圧延材4e上に追跡点を設定し、該追跡点をトラッキングする。レベリング操作部は、追跡点が各スタンドに到達するタイミングにおいて、基準レベリング量ΔSiSETを前記レベリング修正量ΔSd(i)で補正した最終レベリング量ΔSref(i)を用いて対象スタンドi(1≦i≦N)の制御操作端を順次制御するダイナミック制御を実施する。さらにレベリング操作部1bは、ダイナミック制御を実施中に圧延不安定要因が生じた場合に、少なくとも最終スタンドNのレベリング修正量ΔSd(N)を0にする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被圧延材を連続圧延するN(N≧2)基のスタンドを有し、各スタンドはレベリング量に基づいて前記被圧延材のウェッジを制御する制御操作端を有する仕上ミルと、 前記仕上ミルの出側に設けられ、前記被圧延材のウェッジを計測する板プロファイル計測装置と、を備える熱間圧延ラインのウェッジ制御装置であって、 前記被圧延材の製品仕様に基づいて、各スタンドの前記制御操作端の基準レベリング量ΔSiSETおよびダイナミック制御用影響係数ciを計算するレベリング量計算部と、 前記被圧延材上に追跡点を設定し、該追跡点が前記板プロファイル計測装置に到達するまでトラッキングするトラッキング部と、 前記被圧延材の先端が前記板プロファイル計測装置を通過後、前記ダイナミック制御用影響係数ciに基づき、前記板プロファイル計測装置により計測されたウェッジと目標値との偏差を0にするための各スタンドのレベリング修正量ΔSd(i)を計算し、前記追跡点が各スタンドに到達するタイミングにおいて、前記基準レベリング量ΔSiSETを前記レベリング修正量ΔSd(i)で補正した最終レベリング量ΔSref(i)を用いて対象スタンドi(1≦i≦N)の前記制御操作端を順次制御するダイナミック制御を実施するレベリング操作部と、を備え、 前記レベリング操作部は、前記ダイナミック制御を実施中に圧延不安定要因が生じた場合に、少なくとも最終スタンドNの前記レベリング修正量ΔSd(N)を0にすること、 を特徴とする熱間圧延ラインのウェッジ制御装置。
IPC (2件):
B21B 37/58 ,  B21B 37/00
FI (3件):
B21B37/58 B ,  B21B37/00 241 ,  B21B37/00 220
Fターム (4件):
4E124AA07 ,  4E124CC01 ,  4E124EE01 ,  4E124EE14
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭61-027111

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